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【コラム】ニーハオ、こんにちは、アンニョンハセヨ(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
しかし最近、アフリカは「ニーハオ」だ。中国は09年、米国を抜いてアフリカの最大貿易国に浮上した。昨年のアフリカとの貿易規模は1984億ドル。韓国の昨年の貿易額158億ドルとは比較にならない。それだけでは足りず、中国の習近平国家主席は今年3月、「中国と修交したすべてのアフリカ国家の対中国輸出商品97%に無関税特恵を与える」と宣言した。「孔子学堂」を中心に文化交流攻勢も激しい。アフリカ人の反発と憂慮も生じている。資源と原料をさらって市場を掌握し、産業の自活力を落とすという批判だ。中国は特に、建物一つを建てる時も現地の人を使わず、装備・人を中国から運び、技術もほとんど移転せず、「捕食的(predatory)貿易」という批判を聞いている。ケニアの有名画家マイケル・ソイ(41)の作品(左側の写真)はそのような中国をコミカルかつ辛らつに風刺している。

幸い、韓国からも「よどみない生命」を追求する多くの「風に立つライオン」がアフリカに行っている。ケニアだけでも延世大セブランス病院、峨山病院など国内のいくつかの病院が医療ボランティアをしている。ゴルフに「パク・セリ・キッズ(kids)」がいるように、アフリカではKOICAボランティア団員など多くの「ハン・ビヤ(国際救護活動専門家)キッズ」が汗を流している。その半面、政府レベルでの支援は中国・日本に比べて非常に少ない。一例として外務省の今年のアフリカ・中東国予算はわずか10億ウォン(約9000万円)、中でもアフリカ事業予算は4億ウォンだ。

アフリカで物量で中国・日本を超えるのは難しい。しかし韓国にはセマウル運動の経験など独特で検証された発展モデルがある。赤道の熱気を厭わない若者がいる。きちんとサポートして励まそう。企業を督励しよう。朴槿恵(パク・クネ)大統領も「アフリカでは『なぜ韓国の中小企業は来ないのか』という話をしている」(5月16日中小企業関係者との夕食会)と述べた。狭い国内に閉じこもらず、外に伸びていってこそ、国運も開かれる。


ノ・ジェヒョン論説委員・文化専門記者



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