インドが12日、同国南部ケララ州コチンの造船所で初めての国産空母「INSビクラント」の進水式を行った。インドは米国、ロシア、英国、フランスに続き世界で5番目に空母建造能力を持つ国となった。ビクラントはヒンディ語で「勇敢な」という意味だ。3万7500トン級規模で長さ260メートル、幅60メートル、戦闘機・ヘリコプターなど30機余りを搭載できる。塔載機と兵器購入費用など総建造費は50億ドルに達する。ビクラントは中国の「遼寧」、日本の「いずも」に続き進水したもので、アジアの空母競争が本格化していることを意味する。
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