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特許紛争でアップルが2連勝、サムスンはコピーキャットの汚名そそぐ(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
米国際貿易委員会(ITC)がサムスン電子の一部製品に対し輸入禁止の判定を下した。しかしアップルのデザイン特許に対しては仮判定を覆し侵害していないと判断した。サムスン電子はオバマ政権の拒否権行使に続き2回連続で打撃を受けることになった。だが「コピーキャット」(模倣屋)議論からはある程度抜け出す成果も収めた。

ITCは9日、ウェブサイトに掲載した決定文を通じ、「サムスン電子の製品がアップルの一部特許を侵害した」と最終判定した。ITCは「該当製品の米国内輸入および販売を禁止する決定をオバマ大統領と通商代表部(USTR)に伝える」と明らかにした。ITCの最終判定により「ギャラクシーS2」など一部旧型製品の輸入が禁止される見通しだ。ただ米国でよく売れている「ギャラクシーS3」「ギャラクシーS4」「ギャラクシーノート2」などは対象でない。

ITCが最終判定で侵害を認めた特許は2件だ。ヒューリスティクス特許(949特許)とマイク感知装置特許(501特許)だ。別名「ジョブズ特許」と呼ばれる949特許はアップルの元最高経営責任者(CEO)のスティーブ・ジョブズが開発に参加した代表的な特許だ。ヒューリスティクスは辞書的な意味で「経験的知識」、すなわち試験や試行錯誤を通じて問題解決をする概念だ。モバイル機器ではユーザーが画面の正確でない位置をタッチしてもユーザーの使用パターンを把握して意図を正確に認識する技術だ。ところが昨年12月に米特許庁(USPTO)はこの特許が無効だと仮判定した。


米国際貿易委員会(ITC)は9日、アップルの特許を侵害したサムスン電子の一部製品の米国への輸入と販売を禁止するという決定を下した。今回の判決でアップルがもう一度意味ある勝利を収めたという評価だ。ドイツの知的財産権専門家フロリアン・ミュラー氏は、「(サムスンに向けられた)罠が食い込んでいる」と英BBCに話した。市場調査会社ガートナーの分析家キャロライナ・ミラネシ氏はニューヨークタイムズとのインタビューで、「アップルは今回の判定を『サムスンもできないのにあなたはできるのか』として(他の会社に)警告する機会にできる」と話した。





特許紛争でアップ讃が2連勝、サムスンはコピーキャットの汚名そそぐ(2)

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