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<大リーグ>柳賢振が11勝目、“遠征ジンクス”破る

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

柳賢振(リュ・ヒョンジン、26、LAドジャース)。

もう彼を“ホームモンスター”と呼んではいけない。LAドジャースの柳賢振(リュ・ヒョンジン、26)がアウェーのジンクスを破り、“コリアンモンスター”として復活した。

柳賢振は9日(日本時間)、セントルイスとのアウェー試合に先発、7イニングを1失点(非自責点)と好投し、今季11勝目(3敗)をマークした。防御率も2点台(2.99)に入り、今季16回目のクオリティースタート(6イニング以上3自責点以下)をマークした。

柳賢振はセントルイスの強力打線から7三振を奪い、四死球も許さなかった。4回裏に1失点したが、中堅手の失策によるもので、この日の柳賢振の自責点はゼロだった。


柳賢振は今季、「遠征ジンクス」を抱えていた。この日の試合までホームで登板した10試合は5勝1敗、防御率1.83だが、アウェー11試合は5勝2敗、防御率4.52とやや振るわなかった。同じ5勝だが、競技内容を見るとアウェーでは苦しむことが多かった。

メディアも柳賢振が一段階飛躍するために「遠征ジンクスを破るべき」と指摘していた。柳賢振も「アウェーの球場をドジャースタジアム(ホーム)と考えて投げたい」と話すなど、「遠征ジンクス」を気にしている様子だった。しかし柳賢振はこの日、メジャーで初めてアウェーで非自責・無四死球試合をし、自信を取り戻すきっかけをつかんだ。

5日間の休養も好投につながった。今回のセントルイス戦に先立ち、ドジャースのマッティングリー監督は「先発投手に一日ずつさらに休養を与えるのに適当な時期」と判断し、柳賢振の登板日を従来の8日から9日に延ばした。柳賢振は休養日について気にしないような姿を見せているが、「5日間の休養をとって6日目に登板すればやはり楽だ」と話したことがある。

記録を見てもそうだ。柳賢振はこの日の試合まで、中4日で登板した10試合では4勝1敗、防御率3.22でだが、中5日で登板した6試合では5勝、防御率2.33だった。結局、“中5日”が柳賢振の遠征ジンクスを破り、メジャー舞台で一段階飛躍する契機となった。



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