世界水泳選手権が16日間の熱戦を終えて5日に閉幕した。韓国も選手団を派遣したが、関心を引くことはできなかった。みずぼらしい成績のためだ。朴泰桓がいない韓国競泳の目標はメダルでなく、8人の選手が競う決勝進出に下方修正された。男子はチャン・ギュチョル(21)、チュ・チァンフン(18)、女子はペク・スヨン(22)とヤン・ジウォン(16)が期待された。しかしペク・スヨンとヤン・ジウォンが女子平泳ぎ200メートル予選13位・14位で準決勝に進出したのが最高の成績で、決勝進出者はいなかった。この数年間に水泳で見られた成果の原動力が「韓国水泳の底辺」ではなく「突然変異の朴泰桓」だったことを確認させる大会だった。
韓国は歴代世界選手権で決勝進出者4人を輩出した。うちメダルに手が届いたのは2007・2011年大会で金メダル2個・銅メダル1個を獲得した朴泰桓だけだ。1998年にハン・ギュチョル(男子バタフライ200メートル)、2005年にイ・ナムウン(女子背泳50メートル)、2011年にチェ・ギュウン(男子平泳ぎ200メートル)が決勝に進出したが、すべて下位圏に終わった。