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韓国国内で練習するキム・ヨナ、海外練習へ行く朴泰桓

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

キム・ヨナ(写真左)。14日、豪ブリスベン現地練習に行く朴泰桓(パク・テファン)が仁川(インチョン)空港でめいを見ながら笑っている。キム・ヨナとは違い、朴泰桓は国内の練習環境が良くないため、海外で練習する。

“フィギュアクイーン”キム・ヨナ(23、高麗大)と“マリンボーイ”朴泰桓(パク・テファン、24、檀国大)が2014年を眺めている。キム・ヨナは韓国で、朴泰桓はオーストラリアで準備する。キム・ヨナは2014年ソチ冬季オリンピック(五輪)を選手生活の最後と見ている。引退時期を決めていない朴泰桓は、2014年仁川(インチョン)アジア競技大会に焦点を合わせて体づくりに入った。

しかし準備する方法は違う。キム・ヨナは泰陵選手村に入り、シン・ヘスク、リュ・ジョンヒョン両コーチと一緒に練習中だ。2010年バンクーバー冬季五輪の金メダルを獲得するまで、主にカナダで練習した当時とは違う選択だ。キム・ヨナ側は「1年8カ月ぶりに復帰したので、安定感を真っ先に考慮した。国家代表選手のための練習環境もかなり良くなっている。海外練習に行かなくても問題はないと判断した」と説明した。

2012ロンドン五輪以降、スポンサーがついていない朴泰桓は、自費でチームを構成し、豪州現地練習を選択した。昨年までSKの支援を受けたが、現在は6週間の練習のために数千万ウォンを支出する。14日に豪ブリスベンに向けて出国した朴泰桓は「現地練習期間が短いので、ペースを上げることに焦点を合わせる」と述べた。


朴泰桓は明るい表情で話していたが、スポンサーに関する質問が出ると、やや表情が変わった。朴泰桓は「近く(スポンサーが)現れると思う。頑張っていれば良い結果があるだろう」と語った。

朴泰桓の父パク・インホさんは「もう泰桓は終わったという世間の評価に失望した。泰桓はまだ終わっていないということを見せたがっている」と伝えた。

自費で練習に行かなければならないほど、韓国水泳の練習環境は改善されていない。最高スターの朴泰桓も専用レーンを確保できず、ソウル体育高校と韓国体育大学を行き来しながら練習しなければならなかった。

朴泰桓の師マイク・ボール・コーチは昨年4月、蔚山で開催された東亜水泳大会で韓国の水泳インフラを目撃し、大きく失望した。当時、小中高校生が同じプールでウォーミングアップした。レーンも国際規格と違った。ボール・コーチは朴泰桓に豪州で練習することを提案した。

パク・インホさんは「鎮川国家代表練習場施設や体育科学研究院はシステムがよい。しかし泰桓に合う条件は整っていない」と述べ、豪州に行く理由を説明した。

種目の特殊性も考慮された選択だ。キム・ヨナは「フィギュアをする幼い選手を見て大きな刺激を受けた」と話した。自分を見て育った“キム・ヨナ キッズ”がキム・ヨナをまた氷上に立たせたということだ。フィギュアスケートはパフォーマンスを見せる種目であるだけに、ライバルとの競争より、自分をコントロールすることが重要だ。

記録競技の水泳は一人でするのが難しい。朴泰桓の“ペースメーカー”が必要だが、韓国ではまだ朴泰桓を脅かす選手がいない。パク・インホさんは「記録に10秒以上の差がある選手と練習をすれば、モチベーションを期待するのが難しい。豪州の選手たちと練習しながら力をつけるだろう」と話した。



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