韓中自由貿易協定(FTA)交渉が、急流に乗っている状況だ。早ければ来月に基本指針(modality)交渉を終わらせて第2次協議に入ることになる。韓国内の一部でも“オオカミ論”が登場している。中国というオオカミが韓国の産業を襲うという憂慮だ。
韓国府は、情報技術(IT)・自動車・石油化学などの分野で得することができると話す。しかし容易ではないだろう。半導体・携帯電話・コンピューターなどのIT製品はすでに情報技術協定(ITA)によってほとんど無関税の恩恵を受けている。現代(ヒョンデ)起亜(キア)自動車は中国で売り切れないほどの自動車を現地生産している。中国業界の増設競争で見ると、石油化学分野の優位もその限界が明らかに見える。農水産物分野の開放で韓国の食卓を中国に譲り渡す可能性もある。“オオカミ”の襲撃だ。
韓国府は、情報技術(IT)・自動車・石油化学などの分野で得することができると話す。しかし容易ではないだろう。半導体・携帯電話・コンピューターなどのIT製品はすでに情報技術協定(ITA)によってほとんど無関税の恩恵を受けている。現代(ヒョンデ)起亜(キア)自動車は中国で売り切れないほどの自動車を現地生産している。中国業界の増設競争で見ると、石油化学分野の優位もその限界が明らかに見える。農水産物分野の開放で韓国の食卓を中国に譲り渡す可能性もある。“オオカミ”の襲撃だ。
この記事を読んで…