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1日にコーヒー2000杯を売るミスコリア、その経営の秘訣とは?

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

キム・ソユン社長(35)

「1日にコーヒー2000杯を売る秘訣ですか?社長が勤勉でなければなりません」

最近、都心の大通りなら間違いなくコーヒー専門店3、4店は目にすることができる。

 コーヒーの味やインテリアまで似通っていて、特徴がなければ差別化された競争力を確保するのは容易ではない。そんななか、フランチャイズ・コーヒー専門店EDIYAのソウル大峙洞(テチドン)ポスコ店は1日に2000杯以上を売っている。全国およそ800店のEDIYA加盟店の中で最高記録だ。


店主のキム・ソユン社長(35)は「いくつものコーヒー専門店の前を通りすぎても、私達のお店に来てくれる常連さんのおかげ」と話した。秘訣はスタッフが顧客と目が合う数秒の間に明るく親切な態度で良い印象を残すということだった。心をつかむのに失敗すればそのお客さんは1回きりで終わるということを経験したキム社長は、売り場のアルバイト6人を全部正社員に切り替えた。以降、スタッフの表情が明るくなって常連が増え、そのぶん売上が上昇していったという。キム社長は「スタッフに投資することほど残るものはない」と強調した。

2002年のミスコリア「ミス・ゴールデンデュー」に選ばれたキム社長は不動産コンサルティング会社を経て5年前にコーヒー事業に飛び込んだ。小さいカフェでもいいから自分で経営してみたいという夢を実現したのだ。「社長ほど勤勉なスタッフはいない」という姿勢で、スタッフより30分先に出勤して30分遅く退勤する。彼女は「自分の事業を始め、どうせならうまくやってたくさん儲けようという気持ちが湧いてきた」と笑った。



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