韓国人観光客が多く訪れるタイ・フィリピン・シンガポールなどでデング熱患者と死亡者が急増し、旅行客に注意が促されている。15日タイ英字紙ネイションによれば、今年に入ってタイではデング熱死亡者が71人、伝染患者が6万7889人発生した。特に3~9日は新規患者が8571人発生するなど最近は急増傾向だ。タイ保健府はすべての国立病院にデング熱患者を治療するための独立病室を設置するよう勧告した。デング熱は蚊によって伝染する急性疾病で現在まで効果的な予防ワクチンがない。フィリピンでは先月末まで4万2000人余りの患者が発生して193人が亡くなった。シンガポールでも今年に入ってデング熱患者が1万2000人を超えて史上最大を記録し4人が死亡した。
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