『となりのトトロ』(1988)のレイアウト原画。1950年代の日本の郊外を背景に広がる、おばけのトトロや黒いほこり(まっくろくろすけ)など童話的な話を自然美あふれる画面で具現化したジブリの傑作だ。(写真=スタジオジブリ)
“レイアウト”というのはアニメーション製作過程の一つの工程で、作品の基準になる主な場面や細部作業の指示を入れた、縦17センチ、横32センチの1枚ずつのドローイングを描くことを意味する。図で視角化された脚本である“絵コンテ”が作品全体の設計図ならば、“場面構成”とも呼ぶ“レイアウト”は、主な場面を左右する細部設計図だ。
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