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<南北首脳会談対話録>盧元大統領のNLL放棄発言めぐり韓国与野党の対立続く(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

セヌリ党の崔?煥(チェ・ギョンファン)院内代表(左から3人目)、民主党の田炳憲(チョン・ビョンホン)院内代表(左から4人目)ら与野党の6人が26日、国会で会談前に握手をしている。

「6月の国会で北方限界線(NLL)に対する与野党の共同宣言を作ればいい」(セヌリ党の黄祐呂代表)。

「国家記録院に保管された07年南北首脳会談会議録の正本(大統領記録物)と付属資料まで全面公開しよう」(民主党キム・ハンギル代表)。

盧武鉉(ノ・ムヒョン)元大統領の西海(ソヘ、黄海)NLL)発言をめぐる対立が26日、「提案攻防」に続いた。


セヌリ党はNLLに対する「与野党共同宣言」カードを取り出した。黄祐呂(ファン・ウヨ)代表は党最高重鎮連席会議で、「いま与野党がすべきことは、NLLに対する明確に一致した立場を再び明言し、国論を統一し、外交安保を固めることだ」と述べ、このように提案した。

黄代表は「民主党はその間、『NLLは守護されるべき』という立場を何度か表明したが、最近、民主党の一部では『NLL西海平和協力地帯構想が立派だ』という意見が提起されている」とし「これが民主党の立場なのか、それなら西海平和協力地帯でNLLはどうするべきかを明確に示すべきだ」と圧力を加えた。

昨年NLL発言を初めて問題視した鄭文憲(チョン・ムンホン)議員は記者会見で、「会議録の大部分がNLLを北に上納する内容を含んでいるにもかかわらず、“放棄”という言葉は出てこないからといってNLL放棄発言はなかったと主張するのは、自分をだますようなものだ」とし「“北側報道官の役割”という表現に見られるように、大統領は国軍統帥権者としての本分を忘れている」と述べた。「これは正常な首脳会談ではない」とも話した。

これに対し民主党のキム・ハンギル代表は最高委員会議で、「この機会にNLL発言による消耗的な論争に終止符を打つのが望ましい」と述べ、大統領指定記録物の対話録の正本などを公開しようと対抗した。盧元大統領のNLL発言が論争を招いている状況で、国家情報院が公開した対話録に歪曲の可能性があることを提起する一方、付属資料の公開を通じて盧元大統領の発言の真意がNLL放棄にあるのではないという点を立証するということだ。



<南北首脳会談対話録>盧元大統領のNLL放棄発言めぐり韓国与野党の対立続く(2)

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