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<サッカー>韓国監督、予想通り洪明甫氏…チームワーク再建が最初の課題

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

洪明甫(ホン・ミョンボ)氏

洪明甫(ホン・ミョンボ)氏が韓国サッカー代表チームの次期司令官となる。

サッカー協会の事情に詳しいある関係者は23日、「韓国代表チームの次期指令塔に洪明甫前オリンピック(五輪)代表チーム監督が決まった。24、25日に監督選任発表と記者会見が行われる予定」と述べた。

契約期間は2年で、2015豪州アジアカップ本大会まで韓国代表チームを率いた後、成績と競技力・世論の動向などによって延長するかどうか話し合うという条件だ。


洪監督はA代表チームを引き受ける十分な資格を持つ。現役時代に4回(1990・1994・1998・2002)もワールドカップ(W杯)本大会の舞台を経験し、引退後は06年ドイツW杯代表コーチ、2010年U-20(20歳以下)代表監督、2011年広州アジア競技大会代表監督、2012年ロンドン五輪代表監督を務めた。

具滋哲(ク・ジャチョル、24、ヴォルフスブルク)、奇誠庸(キ・ソンヨン、24、スウォンジーシティ)、鄭成竜(チョン・ソンリョン、28、水原)ら現在の代表チームの核心メンバーは、ロンドン五輪本大会の舞台で同苦同楽した選手たちだ。

しかし落ちるところまで落ちた韓国代表チームを立て直すのに最も急がれる課題は、チームワークを結束し、チームに活力を吹き込むことだ。2002韓日W杯後から漂い始めた海外組と国内組の微妙な神経戦が、今は外部に表れるほど深まった。李青竜(イ・チョンヨン)は3月、「代表チームの雰囲気が以前と語った」と話した。チェ・ガンヒ監督が率いた韓国代表が終盤に極度の不振に陥ったのも、こうした雰囲気の影響が大きかった。

海外組と国内組はお互い不満と誤解が発生する可能性が高い。親善試合や招集練習は国内組を中心にし、いざ重要な大会になると海外組が主力で起用されるケースが多いからだ。2006ドイツW杯、2010南アフリカW杯当時も、各種テストや実験は国内組を中心に行ったが、W杯本大会は海外組が主軸となった。

さらに以前はベテラン選手が海外に進出するケースが多かったが、最近は若い海外組が増え、葛藤が表出している。ロンドン五輪代表チームもこれと似た条件だったが、洪監督は効果的にチームを一つにまとめた経験がある。洪監督は地縁や学閥を排除して銅メダルを獲得した経験を土台に、代表チームを刷新するという課題を抱える。



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