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中国、有人宇宙船「神舟10号」打ち上げ成功…アジアは今“スターウォーズ”

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
中国の有人宇宙船「神舟10号」が11日午後5時38分(日本時間6時38分)、内モンゴル自治区の酒川衛星発射センターから打ち上げられた。昨年6月に中国有人宇宙船では初めて宇宙ドッキングに成功した「神舟9号」以来1年ぶりとなる。

中国の最先端ロケット「長征2F」に搭載されて宇宙に打ち上げられた「神舟10号」は、歴代最長期間となる15日間、宇宙空間に滞留しながら実験用宇宙ステーション「天宮1号」と自動・手動ドッキング練習を1回ずつ行う予定だ。中国は「神舟9号」をはじめ、これまで4回ドッキングに成功しているが、今回は全く違う軌道と角度でドッキングを試み、完ぺきな技術を確保するという目標だ。

中国は「神舟10号」とのドッキングを最後に「天宮1号」を廃棄し、2014年から改良されたより大きな「天宮2号」と「天宮3号」を順に打ち上げ、2020年までに米国とロシアが独占している国際宇宙ステーション(ISS)並みの実験施設を確保する計画だ。


「神舟10号」には聶海勝さん(47)、張暁光さん(45)、王亜平さん(33、女性)の3人の宇宙飛行士が搭乗した。中国は03年に初めて有人宇宙船を打ち上げ、10年間で10人の宇宙飛行士を確保した。特に王さんは中国の若者世代を代弁する八零後(80年代生まれ)で、30代の科学者が中国宇宙科学の核心に浮上し始めたという意味がある。

「神舟9号」に搭乗した劉洋さん(35)に続く2人目の女性宇宙飛行士の王さんは「天宮1号」で、地球とつないで中国の小中学生およそ1億5000万人に宇宙物理学の講義をする予定だ。授業とともに実際に宇宙空間での実験を見せながら学生の理解を助け、学生の質問にも現場で答える。王さんは「宇宙飛行士という生涯の夢がかなったうえ、中国初の宇宙教師になって言葉では表せないほどうれしい」と話した。授業はテレビで生中継される予定。



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