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韓国の土地をショッピングする“チャイナマネー”

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
中国が済州道(チェジュド)を中心に韓国の土地を積極的に買い入れている。これに伴い中国は、今年第1四半期において韓国の土地市場では米国・日本・欧州を抜いて最も“大手”に浮上した。

韓国の国土交通部は29日、3月末基準で中国人が所有する韓国の土地面積は570万1000平方メートルに達すると明らかにした。ソウルの汝矣島(ヨイド)(295万平方メートル)の2倍近い土地の所有権が中国人に移ったのだ。

今年第1四半期に中国人が追加で買い入れた韓国の土地は40万平方メートルに達した。同じ期間に欧州人(14万平方メートル)や米国人(9万平方メートル)が買い入れたものに比べてはるかに広い面積だ。日本人が所有する韓国の土地はむしろ小幅な減少(-3000平方メートル)だ。


ムン・ソンヨ国土部不動産産業課長は「済州道では今年第1四半期に中国人所有の土地が追加で29万2000平方メートルも増えた」として「済州道で実施中の“不動産投資移民制”の影響が大きいと判断される」と話した。

韓国政府は2010年、済州道で5億ウォン(約4500万円)以上のコンドミニアム・ホテル・ペンションなどに投資する外国人に永住権をあたえる制度を導入した。それ以後、不動産投資移民制は江原道平昌(カンウォンド・ピョンチャン)のアルペンシア観光団地や仁川市英宗(インチョンシ・ヨンチョン)地区、釜山市海雲台(プサンシ・ヘウンデ)観光リゾート、全羅南道(チョンラナムド)の麗水・鏡島(ヨス・キョンド)海洋観光団地などに拡大した。

制度導入以降、先月末までに投資移民制によって韓国内に誘致した外国人不動産投資は計2657億ウォン(409件)に達する。この中の大部分は中国人が済州道で観光関連の不動産を買い入れたものだ。中国人が所有する済州道の土地は、2010年末の4万9000平方メートルから3月末の48万5000平方メートルと、2年3カ月の間に10倍近い水準で急増した。一方、江原道平昌では外国人投資の誘致実績が1件もなかった。



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