「快速球の韓国左腕が現れた」。日本メディアが日本の大学で新しい野球人生を歩んでいるキム・ソンミン（２０、日本経済大学）に注目した。

日本の読売新聞は１６日、「快速球を武器に活躍が期待されるキム・ソンミン、米国リーグも認めた韓国の左腕が現れた」と報じた。正式デビューしていない留学生新人投手を日本メディアが紹介するのは異例だ。

同紙は「福岡６大学春季リーグ（１６日開幕）に出場する日本経済大学に、韓国から留学中のキム・ソンミンがいる」とし「日本でプロ転向を目標に最高球速１４７キロを投げる左腕投手で、全日本選手権大会の出場権をかけて春季リーグ戦にデビューする」と伝えた。


キム・ソンミンは昨年１月、大邱（テグ）上院高２年でメジャーリーグのボルティモアと契約したことが問題となり、大韓野球協会（ＫＢＡ）から「無期限選手資格停止」処分を受けた。野球に対する未練を捨てられなかったキム・ソンミンは今年１月、日本に渡り、野球人生を続けている。

印象的な活躍もあった。キム・ソンミンは１３日、日本実業団の西部ガスとの練習試合で３イニングを投げ、無安打７奪三振をマークした。日本実業団チームの実力はセミプロに近いという点で注目される成績だ。

読売新聞は「（キム・ソンミンは）１８０センチ・８０キロの体格で、速球と落差が大きいカーブを主な武器とする。社会人野球団との試合で直球を生かし、何度も打者を空振り三振に仕留めた」と伝えた。



＜野球＞韓国で“選手資格停止”キム・ソンミンに日本メディアが注目（２）