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朝鮮侵略に加担した日本仏教「懺悔します」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

曹洞宗の一戸彰晃僧侶(64)。

日本の帝国主義の朝鮮侵略は、武力でのみ行われたものではなかった。宗教も積極的に加担した。現在日本の最大仏教宗派の一つである曹洞宗が代表的だ。

1932年ソウル奨忠壇(チャンチュンダン)公園に、朝鮮侵略の核心人物である伊藤博文をたたえる曹洞宗寺刹・博文寺が建てられた。この寺刹は伊藤博文像を仏像の代わりに迎えた。彼の名前を取って、博文寺にした。

こうした曹洞宗の帝国主義への協力を告発した曹洞宗の一戸彰晃僧侶(64)の『朝鮮戦争懺悔記』〔日本作品名「曹洞宗は朝鮮で何をしたのか」、東国(トングク)大学出版部〕が最近翻訳された。一戸僧侶は、曹洞宗のあやまちを懺悔する内容を入れた懺謝文の石碑を昨年、全北道群山(チョンブクド・クンサン)の東国寺にたてるなど日本仏教内の良心的な声を代弁してきた。


本の出版に合わせて22日に開かれた訪韓懇談会で僧侶は「曹洞宗の朝鮮侵略介入は単純な加担ではなかった」とした。「国家が各仏教宗派に協力することを指示したが、各種記録をよく調べてみると、積極的に加担したと見るしかない」ということだ。

実例として、曹洞宗は植民地時代の朝鮮に何と600以上の寺刹を建てた。表面的には朝鮮内の日本人のためのものだったが、実際にした仕事は軍国主義のお先棒をかつぐものだった。

一戸僧侶は「問題はそれについての懺悔さえも形式的になされている点」と指摘した。それで、日本の右翼による身辺への威嚇も顧みず自身が動いたということだ。

僧侶はまた「日本の仏教は、第2次大戦の時も今も国家の方針に抵抗できず従うほかはない」とした。その背景に「世の中を一つの大きな蓮華(レンゲ、ハスの花)と思っているために、個人の悲しみや不幸感などは、蓮華の房のために犠牲になるのだという考えが土台にある」と説明した。

彼は「日本の仏教人は懺悔すれば損をすると考えているが、これは仏教信仰を正しく理解していないからだ」と批判した。

最近の日本政府の閣僚による靖国神社参拝についしては「そんなことをしてはいけない。靖国神社の参拝を継続するから韓国の人々の信頼を受けることができないのだ」と鋭く突いた。



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