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“偽ブランド品生産の絶対強者”は中国…韓国は主要国に明記されず(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
世界の地下経済の重要部分が明らかになった。「偽ブランド品市場」の話だ。予想通りだった。中国が偽ブランド品生産の絶対強者だった。国連薬物犯罪事務所(UNODC)が16日に公開した報告書によると、世界の偽ブランド品商品の67%が「メイド・イン・チャイナ」だった。これは2008年から2010年までの3年間に米国と欧州などで摘発された偽ブランド品を分類した結果だ。

UNODCは韓国製の偽ブランド品規模や割合を公開していない。ただし「マレーシア、タイ、インドネシア、日本、フィリピン、韓国、シンガポール、ベトナムの8カ国がその期間に世界の偽ブランド品の8%を生産した」とだけした。後の部分に名前が挙がった点から1%未満と推定される。全体的に世界の偽ブランド品の75%が中国などアジア地域で生産されたわけだ。残り25%は南米・東欧・アフリカなどだった。

中国などアジア地域が2008年から3年間にわたり生産した偽ブランド品は金額で244億ドルに達する。これは違法木材取り引きの170億ドル、ヘロイン密売の163億ドル、覚醒剤取り引きの150億ドルより大きい規模だ。


しかし表面化した偽ブランド品規模は氷山の一角だ。摘発率は製品により3~30%にすぎないというのが専門家の説明だ。偽ブランド品業者が知能的に輸出するためだ。彼らはドバイやジェベルアリなど自由貿易地帯を経て欧州と米国に偽ブランド品を送り込む。UNODCは「自由貿易地帯は偽ブランド品クリーニング屋と変わらない」と指摘した。

実際に世界の偽ブランド品市場はどれだけ大きいのだろうか。UNODCは報告書で「経済開発協力機構(OECD)などは偽ブランド品取り引き規模が世界の商品貿易の2%程度と推定する」とした。昨年の商品貿易規模が18兆ドルであることを考慮すると3600億ドル(約402兆ウォン)に達する。韓国政府の今年の一般会計予算(約340兆ウォン)より大きい。



“偽ブランド品生産の絶対強者”は中国…韓国は主要国に明記されず(2)

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