韓日中3カ国首脳会談は2008年12月、当時、日本の福岡で李明博(イ・ミョンバク)大統領、日本の麻生太郎首相、中国の温家宝国家主席が初めて会ったことを契機に定例化された。会談が日程調整に失敗して中止や延期になったことはまだ一度もなかった。特に今回のソウル会談は、昨年12月に日本を始め3カ国のトップが交代して以降、初めて会って東北アジアの協力問題を扱うことに期待が集まっていた。会談が事実上不発になった最も大きな原因は、日中の葛藤に関した中国の国内政治的な問題のためと分かった。
日本の読売新聞は「尖閣諸島(中国名・釣魚島)領有権をめぐる葛藤のためと思われる」と分析した。ソウル外交界の事情に明るい関係者も「(中国の延期方針には)李克強中国首相の心中が決定的に反映されたと理解している」と伝えた。この関係者は「5月に3カ国首脳会談をする場合、3月に就任した李首相が、昨年12月に就任した安倍晋三首相と初めての日中首脳会談をしなければならない状況に追い込まれうる」として「領有権紛争が激しくなって中国国民の反日感情が激しい状況で、就任以後初の外交舞台にデビューしなければならない李首相が、初めての相手として日本の首相と会って写真を撮ることが、中国国内で政治的にとても負担になりうる」と分析した。
日本の読売新聞は「尖閣諸島(中国名・釣魚島)領有権をめぐる葛藤のためと思われる」と分析した。ソウル外交界の事情に明るい関係者も「(中国の延期方針には)李克強中国首相の心中が決定的に反映されたと理解している」と伝えた。この関係者は「5月に3カ国首脳会談をする場合、3月に就任した李首相が、昨年12月に就任した安倍晋三首相と初めての日中首脳会談をしなければならない状況に追い込まれうる」として「領有権紛争が激しくなって中国国民の反日感情が激しい状況で、就任以後初の外交舞台にデビューしなければならない李首相が、初めての相手として日本の首相と会って写真を撮ることが、中国国内で政治的にとても負担になりうる」と分析した。
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