韓国の大学のうちポステック(浦項工科大)・ソウル大・KAIST(韓国科学技術院)の3つが、英国の高等教育専門週刊誌THE(Times Higher Education)の「アジア大学ランキング」で上位10位に入った。評価対象のアジア25カ国のうち上位10位に入った大学の数は韓国が最も多かった。
中央日報はTHEと共同で「アジア大学ランキング」を11日に同時に発表した。THEがアジア大学評価順位を出したのは今回が初めて。ポステックは今回の評価で、東京大・シンガポール国立大・香港大・北京大に次いで5位となった。ソウル大は8位、KAISTは10位だった。
100位以内に含まれた韓国の大学は14カ所。国別には日本(22)・台湾(17)・中国(15、本土)に次いで4番目に多い。
100位以内に入った韓国の大学は「教育環境」(教授のうち博士学位所持者など)と「研究」(国際学術誌論文件数・研究費など)部門で平均以上の競争力を見せた。一方、「論文の被引用」部門と「国際化」部門では、シンガポール・香港・中国など競争国の大学に比べて低い評価を受けた。
外国人教授・学生の比率、外国人研究者との共著論文の比率が高くないからだ。
THEのフィル・バティ編集長は「韓国の大学は教育に対する国家的な関心からアジアの強者に浮上している」とし「しかし本当のグローバル大学になるためには国際化分野をさらに強化し、論文被引用など研究の質的成果を高める必要がある」と助言した。
香港は全体総合大学8つのうち6つが100位以内に入り、「大学教育が強い都市」であることを立証した。中東地域の国のうち100位以内の大学が多い国はトルコ(5)・イスラエル(4)・サウジアラビア(3)の順だった。インドからはインド工科大(IIT)の3キャンパス(カラグプル・ボンベイ・ルールキー)が入った。
THEは2004年から毎年「THE世界大学評価」(旧英タイムズ評価)を実施している。今回のアジア大学ランキングには世界大学評価と同じく、教育環境・国際化・産学連携収入・研究・論文被引用の5部門・13指標を活用した。評価項目が30にのぼる「中央日報大学評価」とは評価結果に差がある。
◇THE(Times Higher Education)=1971年から欧州・米国など世界の大学と高等教育政策を扱っている教育専門週刊誌。英タイムズの系列会社だったが、現在は独立した状態。世界大学ランキング、世界大学評判ランキングなどを発表している。
中央日報はTHEと共同で「アジア大学ランキング」を11日に同時に発表した。THEがアジア大学評価順位を出したのは今回が初めて。ポステックは今回の評価で、東京大・シンガポール国立大・香港大・北京大に次いで5位となった。ソウル大は8位、KAISTは10位だった。
100位以内に含まれた韓国の大学は14カ所。国別には日本(22)・台湾(17)・中国(15、本土)に次いで4番目に多い。
100位以内に入った韓国の大学は「教育環境」(教授のうち博士学位所持者など)と「研究」(国際学術誌論文件数・研究費など)部門で平均以上の競争力を見せた。一方、「論文の被引用」部門と「国際化」部門では、シンガポール・香港・中国など競争国の大学に比べて低い評価を受けた。
外国人教授・学生の比率、外国人研究者との共著論文の比率が高くないからだ。
THEのフィル・バティ編集長は「韓国の大学は教育に対する国家的な関心からアジアの強者に浮上している」とし「しかし本当のグローバル大学になるためには国際化分野をさらに強化し、論文被引用など研究の質的成果を高める必要がある」と助言した。
香港は全体総合大学8つのうち6つが100位以内に入り、「大学教育が強い都市」であることを立証した。中東地域の国のうち100位以内の大学が多い国はトルコ(5)・イスラエル(4)・サウジアラビア(3)の順だった。インドからはインド工科大(IIT)の3キャンパス(カラグプル・ボンベイ・ルールキー)が入った。
THEは2004年から毎年「THE世界大学評価」(旧英タイムズ評価)を実施している。今回のアジア大学ランキングには世界大学評価と同じく、教育環境・国際化・産学連携収入・研究・論文被引用の5部門・13指標を活用した。評価項目が30にのぼる「中央日報大学評価」とは評価結果に差がある。
◇THE(Times Higher Education)=1971年から欧州・米国など世界の大学と高等教育政策を扱っている教育専門週刊誌。英タイムズの系列会社だったが、現在は独立した状態。世界大学ランキング、世界大学評判ランキングなどを発表している。
この記事を読んで…