LAドジャースの柳賢振が8日(日本時間)、ピッツバーグ戦で力投している。柳賢振は満員のホーム観客(5万2053人)の前でメジャー初勝利をマークした。
柳賢振が8日(日本時間)、メジャー初勝利をマークした。ピッツバーグ戦に先発し、6イニング1/3を3安打(1本塁打)2四球に抑え、三振6つを奪った。ドジャースが6-2で勝ち、柳賢振はメジャー2試合目で勝利投手となった。
◇韓国人9人目のメジャー勝利投手=1回表、ピッツバーグの先頭打者マルテが安打で出塁し、一死後、マカッチェンが柳賢振の143キロのストレートを叩き、2ランを放った。しかし柳賢振は崩れなかった。本塁打を浴びた後、むしろ落ち着いて自分の投球をした。2回から7回一死まで完ぺきに相手打線を抑えた。最高150キロのストレートもよかったが、危機の場面でも全く動じない度胸が引き立った。
ドジャースのマッティングリー監督(52)は「柳賢振が2度目の登板で勝った。本塁打を浴びても動揺しなかった。08北京オリンピック(五輪)優勝と09ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)準優勝に導いた経験のおかげだ」と称えた。
64年間にわたりドジャースの試合を中継している「ドジャースの声」のスカリー氏(86)は「すばらしい投球だった。柳賢振の投球を中継する私も楽しかった」と話した。
朴賛浩(パク・チャンホ、40)は1996年4月7日、ドジャースで韓国人投手初のメジャー勝利をマークした。その後、チョ・ジンホ、金炳賢(キム・ビョンヒョン)、金善宇(キム・ソンウ)、奉重根(ボン・ジュングン)、徐在応(ソ・ジェウン)、白嗟承(ペク・チャスン)、柳済国(リュ・ジェグク)が続き、柳賢振が韓国人9人目の勝利投手になった。
<大リーグ>柳賢振の初勝利の意味は…日本投手のように“完成品”認証(2)
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