ＳＰＡに変われば生産周期が短くなり、薄利多売で価格は従来のブランドより２０－３０％安くなる。 価格のバブルが消える。 デパートも従来３５－４０％の手数料を韓国ＳＰＡブランドでは８％台まで下げるという。 ロッテ百貨店のホ・ジョンウク女性衣類チーム長は「グローバルＳＰＡブランドより韓国ＳＰＡは国内の女性の体型によく合い、人気製品が品切れになっても追加注文も円滑に行われ、強みがある」と話した。また「ロッテの場合、中国はもちろん、ベトナム、インドネシアまでデパートを計画しているが、ここに入店する韓国ＳＰＡブランドを育成するという意味もある」と述べた。

中年層向けの韓国ＳＰＡブランドも登場した。 新世界仁川店・永登浦店にある「モンテミラノ」は昨年９月からＳＰＡ方式に転換した。 Ｔシャツ・ニット・ジャケットなど単品をＳＰＡ方式で生産し、従来より価格を２０－３０％引き下げた。 ３－５カ月前に商品を企画して中国工場で生産していたが、現在は月単位で企画し、速かな物流のために国内に工場を新設した。

韓国型ＳＰＡの力が強まり、独自に海外に進出したブランドも続々と登場している。 「ベーシックハウス」は２０１０年、中国の売上高が韓国を初めて上回った。 昨年は３３５０億ウォンで、韓国国内の売上高の約２倍だった。 「スパイシーカラー」は昨年４月、マレーシア・クアラルンプールの伊勢丹デパート１階に売り場を出したのに続き、１０月には中国青島のラッフルズシティデパートに入店した。 イーランドのＳＰＡブランド「ＭＩＸＸＯ」は最近、日本・横浜に海外１号店を出した。 第一毛織の「８ｓｅｃｏｎｄｓ」は２０１４年の中国進出を計画している。 「ＴＯＰ１０」を運営するシンソン通商は２０１４年、米カリフォルニア州オレンジカウンティに１３８８平方メートル（４２０坪）の大型売り場をオープンする予定だ。


ＳＰＡ＝流通・製造一括型ブランド（Ｓｐｅｃｉａｌｔｙ　ｓｔｏｒｅ　ｒｅｔａｉｌｅｒ　ｏｆ　Ｐｒｉｖａｔｅ　ｌａｂｅｌ　Ａｐｐａｒｅｌ）の略字。 製造会社が商品企画・デザインから生産・流通、価格決定まですべて行う。 薄利多売で、商品の回転率が速い。 「ファストファッション」とも呼ばれる。



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