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【噴水台】韓国の人格教育、両親が手を離せば解決できない(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

韓国の人格教育、今後どのようになされるべきなのか。

先月、中堅ジャーナリストの集い「寛勲(クァンフン)クラブ」で開かれた整形外科専門の招待講演で聞いた話だ。このごろ、乳頭が乳房の中に陥没し手術で引き出すケースが多いという。こういう“陥没乳頭”の場合、妊娠したら分泌物のために炎症し、そうなると抗生剤療法を行わなければならず危険なので、必ず妊娠前に手術しなければならないそうだ。予防は意外に簡単だった。赤ん坊の時から両親が指で乳首の周囲をぎゅうぎゅうと押し出せば良いのだ。昔の大人たちは、子供たちの体をもみながら状態をつかんでいたが、このごろの両親たちはそういうことをしないから患者が急増する。専門医はつけ加えた。「いまどきの両親たちは子供をどのように育てなければならないのか、あまりにも分かっていないので心配です」。

最近読んだ本『思春期に成長する子供、思春期にはずれる子供』(カン・クムジュ著、ブッククラウド)も、子供を教育する方法を知らない両親に対する嘆きから始まる。著者は30年の間“10代のメッセージ”を発行してきた青少年コンサルタントだ。彼女は、思春期の時に両親がどのようにするかによって、子供がしっかり成長することも横へそれてしまうこともあると言う。ところが多くの両親は、子供が問題を見せるとその原因を家庭の外、特に学校に探そうとし、解決策を学校に押しつけようとして機会を逃すということだ。

【噴水台】韓国の人格教育、両親が手を離せば解決できない(2)

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