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韓国、北核攻撃の兆候あれば30分以内に先制打撃

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
「敵がまた挑発をしてくれば徹底的に報復します。命をかけて死守します」(チョン・ジンソプ海軍第2艦隊司令官)

「国家の安保と国民の安全と危機に対する責任を担うという使命感と自負心を忘れずに勤務してほしい」(朴槿恵大統領)

韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は1日、国防部庁舎で国防部と国家報勲処の業務報告を受け、4回の映像通話をした。陸軍第26師団長のヒョン・ソンウ少将、海軍第2艦隊司令官のチョン・ジンソプ少将、空軍第11戦闘飛行団のイ・ヒョンジェ少佐、海兵第6旅団砲兵大隊のペ・ウォンソク兵長が朴大統領と対話をした。青瓦台(チョンワデ、大統領府)関係者は「普段から現場が重要だという朴大統領の所信に基づき、安保第一線の兵士と電話でつなぐことになった」と説明した。


朴大統領はこの日、「精神戦力」の重要性を繰り返し強調した。朴大統領は第26師団長との通話で、「強い軍隊を作るには、良い武器も備えなければならないが、将兵の強い精神力が非常に重要だ」とし「若者が強い精神力で軍に適応できるよう精神武装することを望む」と述べた。この日の業務報告の最後の発言でも「強い軍隊は、軍人一人ひとりの愛国心と国民の信頼の上に作られると考える」と強調した。

朴大統領は軍が信頼を得るために兵役不正を徹底的に防ぐよう指示した。「兵役不正が発生すれば、結局、国家の安全危険が揺れる」と述べながらだ。さらに「私は今後、軍統帥権者としてこの部分に絶対的な関心を持って注目する」と話した。

国防部はこの日、朴大統領に対し、北朝鮮が核兵器を含む大量破壊兵器(WMD)で韓国に脅威を与える可能性が高まる場合、兆候を確認してから30分以内に挑発の原点を圧倒的に先制打撃する“能動的抑制戦略”の構築計画を報告した。能動的抑制戦略は従来の“積極的抑制戦略”からさらに一歩進んだ概念だ。挑発の兆候が確実な場合に韓国軍が先制攻撃する内容は積極的抑制戦略にすでに含まれている。能動的抑制戦略はさらに韓国軍の役割を強化している。

能動的抑制戦略の核心はキルチェーン(Kill Chain)システムと韓国型ミサイル防衛体系(KAMD)。キルチェーンは探知-分析-決心-打撃という先制打撃概念で、韓国軍は射程距離500キロ以上の弾道ミサイルの早期配備で独自の能力を発展させることにした。弾道誘導弾作戦統制所(AMD-Cell)を含むKAMD体系は今年中に構築すると報告した。



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