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駐日韓国大使に李丙?氏…日米中大使が内定

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
朴槿恵(パク・クネ)大統領は31日、駐米韓国大使に安豪栄(アン・ホヨン)元外交部第1次官(7)、駐中大使に権寧世(クォン・ヨンセ)元セヌリ党議員(51)、駐日大使に李丙琪(イ・ビョンギ)セヌリ党汝矣島研究所顧問(66)を内定した。3人は該当国のアグレマン(駐在国の任命同意)手続きが完了した後、今週中に正式任命される予定だ。また、魏聖洛(ウィ・ソンラク)駐ロ大使(59)と金塾(キム・スク国連大使(61)は留任することになった。

周辺4強国大使の人選を終えたことで、朴大統領の4強外交も本格的に軌道に乗る見込みだ。朴大統領は5月初め、韓米首脳会談のため訪米する。帰国後にはソウルで開催される韓日中首脳会談に出席する。各大使は各国との懸案を調整するなど、朴大統領の首脳外交を水面下で後押しすることになる。

しかし朴大統領が普段から人事の原則として強調してきた「専門性」または「適材適所」原則とはかけ離れた人物が内定したという批判がセヌリ党内から出ている。


安豪栄元次官は李明博(イ・ミョンバク)政権で外交通商部通商交渉調整官を務め、韓米自由貿易協定(FTA)締結に寄与した。駐ジュネーブ代表部参事官、多者通商局長など主に通常専門家として活躍してきた。このため、北朝鮮の3度目の核実験後に韓半島の危機が高まっている中、北朝鮮の核問題、韓米原子力協力協定などの懸案を解決するのに必要な専門性を備えているかどうか疑う声が出ている。

駐中大使に内定した権寧世元議員は昨年の大統領選挙当時、朴槿恵陣営の総合状況室長を務め、選挙を陣頭指揮した核心側近。しかし権元議員は第18代国会で韓日議員連盟副会長を務め、日本事情には明るいが、中国とは特に縁はないという声が出ている。



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