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<中国技術の脅威1>韓国は進出初期の3Dプリンター、中国は3千万台販売

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
今月初めに中国政府は注視すべき工作報告書を発表した。中国の高技術製造業がすでに国民経済の中枢的な産業として定着したという内容だった。この報告書が明らかにした中国高技術製造業の年平均成長率は13.4%に達する。中国の技術発展は韓国だけでなく日本や米国など主要先進国を脅かすほど恐ろしく加速している。テレビや携帯電話など主力分野で次から次へと韓国に追いつき、最近では韓国の技術を追い越す事例も頻繁になっている。特に3Dプリンターなどいくつかの未来産業では韓国と大きな格差を広げはるか先を進んでいる。莫大な外貨を実弾にして中国がグローバル企業を吸い込んでおり、先端産業での“黄色暴風”はさらに強まる見通しだ。

◆有備無患-技術先取り

中国の技術開発は未来に備えており一層恐ろしい。韓国の業界が気にも止めなかった分野に対する中国企業の先取りの動きが活発だ。3Dプリンター分野が代表的だ。オバマ米大統領が今年初めの教書演説で3Dプリント活性化に言及するほどこの分野は未来の寵児と呼ばれる。中国はいち早く飛び込んだ。北京泰爾福徳という会社は2011年だけで3Dプリンター3000万台を販売し世界シェアが4%に達する。中国江蘇省昆山には20社余りの3Dプリンター業者が集まり技術開発に力を注いでいる。最近では中国産軍用大型輸送機「運-20」と艦載機「殲-15」の製作過程に3Dプリンターが広範囲に使われたと明らかにされ注目を浴びたりもした。しかし韓国の場合、ようやく中小企業1~2社がこの分野に手をつけ始めた水準だ。


中国はロボット産業でも本格始動している。すでに水平多関節型組み立てロボット、直角座標ロボット、アーク溶接ロボット、スポット溶接ロボット、運搬ロボットなど多様な製品を量産できる能力を持っているという。最近になり瀋陽新松、宝鋼、三一重工、中聯重工などが本格的にロボット生産に参入する準備をしている。中国工業情報化部の予測によると中国は2014年に世界最大のロボット市場になるとみられる。

このほか電気自動車用バッテリーなどエコカー、海水淡水化技術、太陽光と風力など親環境発電部門などでも中国は技術開発の速度を高めている。サムスン経済研究所のポク・ドゥッキュ専門委員は、「中国は長期的な観点から技術開発や投資の側面で国家的支援が必要な場合に積極支援しようとする意志が強い」と話した。



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