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<WBC>野球・サッカーともにトップ10に入る国は?

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
サッカー強大国が野球の地形を変えている。今年で3回目を迎えるWBCを通じて、野球の選手層が薄い国が国際舞台に出てきている。サッカーは宗主国の英国をはじめとする欧州と南米、アフリカで最高のスポーツに選ばれる。野球は米メジャーリーグを中心に北中米と中南米、韓国・日本・台湾など東アジアで人気がある。サッカーは国際サッカー連盟(FIFA)に207カ国が加盟しているのに対し、野球は国際野球連盟(IBAF)加盟国が116カ国。

足でするサッカーと手を使う野球は種目の特性が違うため、両種目を同時に楽しむ国は多くない。国民性と歴史によってどちらか一方の人気が高まるのが普通だった。しかし今回の第3回WBCでサッカー強国のオランダやイタリアが旋風を起こしている。IBAFとFIFAランキングでともに10位以内に入る国はイタリア(野球5位、サッカー9位)とオランダ(野球7位、サッカー8位)だけだ。第1・2回大会で1次ラウンド敗退となったイタリアは今大会でメキシコとカナダを連破し、2次ラウンドに進出した。

もちろん両国の旋風には限界がある。オランダ代表は北中米カリブ海にあるオランダ自治領キュラソー島の出身選手が主軸となっている。イタリアはニック・プント(36、LAドジャース)、アンソニー・リゾ(24、シカゴ・カブス)らメジャーリーグでプレーする移民2、3世の活躍が目立った。まだ欧州本土の実力はない。しかしWBCを主管するWBCIのアーチ社長は「オランダ・アムステルダムに野球場が建設されるなど、本土の投資が活発になっている」と伝えた。野球ブームが欧州にも広がっているということだ。






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