女性大統領を輩出した韓国だが、職場で女性が高位職に進出するのが最も難しい国家はやはり韓国だという調査結果が出た。英国の経済週刊誌エコノミストが世界女性の日(3月8日)に合わせて発表した『ガラスの天井指数(glass-ceiling index)』の調査からだ。ガラスの天井は、女性が高位職に進出する上で見えない障壁を意味する。韓国は100点満点のうちの14点で、調査対象26カ国中でビリを記録した。日本は真上の25位だが韓国の2倍を軽く超える35点だった。調査対象国中50点に届かないのは韓国・日本だけだ。
エコノミストは2011年から最近までの経済協力開発機構(OECD)・国際労働機構(ILO)資料を土台に▲高等教育を受けた男女の数字▲女性労働参加率▲男女の賃金差▲女性の高位職進出比率▲平均賃金対比養育費などの5種類の指標を算出して指数にしたと説明した。各資料の詳細年度は明らかにしなかった。前出の指標は同一に23%ずつ反映し、養育費は仕事をするすべての女性が子供を育てているわけではないため8%だけ反映して総点100点を算出した。100点に近いほど女性が仕事をしやすい環境を持つ国家という意味だ。
1位は89点を挙げたニュージーランドが占めた。2~3位には北ヨーロッパのノルウェー(87点)・スウェーデン(85点)が並んで挙がった。エコノミストは「ニュージーランドはすべての指標で高い点数を取り、スウェーデンは特に女性の労働参加率が78%と最も高かった」と伝えた。フィンランド(7位・76点)は高等教育指標で最も高い水準を見せ、スペイン(6位・77点)は男女賃金差が一番小さいことが分かった。米国は12位(72点)、英国は18位(62点)だった。
女性がリーダーとして導く他の国々はどうだろうか。ジュリア・ギラード首相のオーストラリアは5位(78点)で善戦したが、アンゲラ・メルケル首相のドイツは20位(59点)に終わった。 エコノミストは「仕事をする女性ならば、高位職進出女性の数字があまりにも少ない韓国・日本は避けたい場所」とし「韓国は新しい大統領が女性にもかかわらず、だ」と皮肉った。
キム・ヨンオク韓国女性政策研究院専任研究委員は「予想した結果」だとし「女性大統領など頭角を表わす女性が多く錯視現象があるだけのことで、わが国の職場内における両性平等は依然として道筋が遠い」と話した。日本が韓国より高い順位を記録したことに対しては「(日本の場合)パートタイム労働の女性数字が多く経済活動参加率が高いため」としながら「韓国の大卒女性の場合、結婚・出産後のキャリアが断絶するのが深刻な問題」と指摘した。(中央SUNDAY 第313号)
エコノミストは2011年から最近までの経済協力開発機構(OECD)・国際労働機構(ILO)資料を土台に▲高等教育を受けた男女の数字▲女性労働参加率▲男女の賃金差▲女性の高位職進出比率▲平均賃金対比養育費などの5種類の指標を算出して指数にしたと説明した。各資料の詳細年度は明らかにしなかった。前出の指標は同一に23%ずつ反映し、養育費は仕事をするすべての女性が子供を育てているわけではないため8%だけ反映して総点100点を算出した。100点に近いほど女性が仕事をしやすい環境を持つ国家という意味だ。
1位は89点を挙げたニュージーランドが占めた。2~3位には北ヨーロッパのノルウェー(87点)・スウェーデン(85点)が並んで挙がった。エコノミストは「ニュージーランドはすべての指標で高い点数を取り、スウェーデンは特に女性の労働参加率が78%と最も高かった」と伝えた。フィンランド(7位・76点)は高等教育指標で最も高い水準を見せ、スペイン(6位・77点)は男女賃金差が一番小さいことが分かった。米国は12位(72点)、英国は18位(62点)だった。
女性がリーダーとして導く他の国々はどうだろうか。ジュリア・ギラード首相のオーストラリアは5位(78点)で善戦したが、アンゲラ・メルケル首相のドイツは20位(59点)に終わった。 エコノミストは「仕事をする女性ならば、高位職進出女性の数字があまりにも少ない韓国・日本は避けたい場所」とし「韓国は新しい大統領が女性にもかかわらず、だ」と皮肉った。
キム・ヨンオク韓国女性政策研究院専任研究委員は「予想した結果」だとし「女性大統領など頭角を表わす女性が多く錯視現象があるだけのことで、わが国の職場内における両性平等は依然として道筋が遠い」と話した。日本が韓国より高い順位を記録したことに対しては「(日本の場合)パートタイム労働の女性数字が多く経済活動参加率が高いため」としながら「韓国の大卒女性の場合、結婚・出産後のキャリアが断絶するのが深刻な問題」と指摘した。(中央SUNDAY 第313号)
この記事を読んで…