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韓米合同キー・リゾルブ訓練開始「北の挑発時には実際対応」(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

きょうから韓米合同キー・リゾルブ演習が実施される。米海軍のイージス艦ラッセン(前)とフィッツジェラルドが9日に東海港に入港し停泊している(写真=海軍第1艦隊)。

韓米合同訓練を口実に北朝鮮の軍事的威嚇が高まっている中、韓米両国軍指揮部は11日0時から「2013キー・リゾルブ演習」に突入した。北朝鮮は5日、「11日から休戦協定を白紙化する」という最高司令部報道官声明をはじめ、7日には核攻撃威嚇、8日には不可侵協定破棄と板門店(パンムンジョム)の活動中断などで緊張を高め、11日を挑発Dデーと宣言した。

朝鮮労働党機関紙の労働新聞も10日、「前線軍集団をはじめとする陸海空軍部隊と戦略ロケット部隊などは最後の突撃命令だけを待っている。多種化されたわれわれ式の精密核打撃手段も万端の戦闘動員態勢にある」と威嚇した。韓国軍関係者は、「キー・リゾルブ演習は韓米連合軍の作戦遂行能力向上と有事の際の米軍増援戦力の韓半島展開を演習するための防衛目的の例年的な訓練だ。21日まで計画通り進めるだろう」と話した。同関係者は、「訓練期間中に北朝鮮の挑発がある場合にはただちに訓練状況を実際の状況に切り替え北朝鮮の攻撃に対応するだろう」と付け加えた。

韓国軍1万人余りと米軍3500人余りが参加する今回のキー・リゾルブ演習はウォーゲームと実機動訓練を除いた指揮所中心の訓練が行われる。特に2015年12月の戦時作戦統制権移譲を控え、韓国の合同参謀本部が主管し米軍が支援する形式で進める。これと別に両国は今月初めに始まったフォール・イーグル演習を来月末まで進める。上陸訓練と地上機動、空中、海上、特殊作戦中心の実機動連合訓練だ。ここには韓国軍20万人余りと米軍1万人余りが参加しており、9日に東海(トンヘ)港に入港したイージス駆逐艦2隻を含めF-22ステルス戦闘機とB-52爆撃機、原子力潜水艦などが参加する予定だ。


国防部の金寛鎮(キム・グァンジン)長官と鄭承兆(チョン・スンジョ)合同参謀議長ら軍指揮部は休日の週末にも通常通りに出勤して北朝鮮軍の動向を観察し、韓国軍の警戒態勢と訓練準備状況を点検した。青瓦台(チョンワデ、大統領府)も金章洙(キム・ジャンス)国家安保室長を中心にした非公式の国家安全保障会議(NSC)を稼動した。青瓦台関係者は、「朴槿恵(パク・クンヘ)大統領にも現在の状況がリアルタイムで報告されている」と話した。



韓米合同キー・リゾルブ訓練開始「北の挑発時には実際対応」(2)

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