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<ジュネーブモーターショー>燃費競争、日本車がリード…追う韓国(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
企業が燃費競争に死活をかける理由は他にもある。 CAFEに象徴される規制と罰金だ。 CAFEは米国の燃費規制法。 自動車メーカー別に平均燃費を計算し、燃費規制をする。 2012年基準値は乗用車32.7mpg(1ガロン当たりのマイル)。 2020年にはこの基準が44.2mpgに高まる。 8年以内にすべての企業が燃費を平均35%以上改善しなければならないということだ。 これを守らなければ罰金を支払うことになる。 フェラーリのような高級車も燃費を無視できない理由だ。

最もリードしているのはやはり日本車。 トヨタの昨年の平均燃費は41.7mpg。 現代(38.7mpg)もこれを追っている。 しかし現代車は2020年まで現在より燃費を14.2%、起亜車は22.1%向上させなければならない。 大型車が多いGM・フォードなどが下位圏だ。 GMは8年間に34%の向上が必要だ。

欧州も例外でない。 欧州の燃費規制は二酸化炭素(CO2)排出量を基準とする。 2020年までに95グラム/キロまで削減しなければならない。 現在より平均30%減らすということだ。 CO2排出量を減らすには、燃料の消費を減らす方法しかない。 このため「燃費は生存」という言葉が自動車業界で出ている。


企業の燃費改善は2つに分かれる。 一つはハイブリッドを筆頭とするエコカーだ。 世界1位のトヨタがリードしている分野でもある。 トヨタの代表車種カムリのハイブリッドモデルは昨年、韓国だけで1824台売れた。 2011年に比べ7倍以上増えた。 トヨタの関係者は「カムリのハイブリッドは従来のハイブリッドに比べ便宜性・耐久性・乗車感を高めた」と話した。 今はもうエコカーが大衆車になりつつあるということだ。 現代車はツーソンixの水素燃料電池車を世界で初めて量産し始めた。 平均燃費は1リットル27.8キロ。

しかしエコカーは開発に長い時間がかかる。 短期間で規制基準に達するのは難しい。 したがってもう一つ重視する点が“ダイエット”だ。 プジョー208は従来のモデルの207より173キロ軽い。 10%以上も体重を減らしたのだ。 エンジンも単純化し、不必要な装置を減らし、車体に使う部品は軽量化した。 この結果、プジョー208の1.4モデルは燃費が21.1キロで、現在韓国で市販中の車では最高だ。 韓国車では現代アクセント1.6ディーゼルが19.2キロでトップ。 現代車の関係者は「動力をタイヤに伝える変速機性能を高めたり、丈夫で軽い新しい材質の鋼板を作る研究に集中している」と述べた。 ハンファ投資証券のキム・ヨンチャン研究員は「内燃機関の燃費改善は今はもう自動車・部品会社の最優先課題であり、新しい成長動力」と話した。



<ジュネーブモーターショー>燃費競争、日本車がリード…追う韓国(1)

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