世界野球祭典ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)が今年、3度目の大会を迎えたが、韓国はこれまで一度も大会を誘致していない。 2017年第4回大会は韓国もWBC地域ラウンドを開催するべきだという声が出てきている。
◇ホームアドバンテージ大きい台湾と日本
アジアでは日本が第1、2回大会のアジアラウンドを誘致し、今回の第3回大会は日本と台湾が1次ラウンドをホームで開催した。 開催国のアドバンテージは大きい。 今年初めて大会を誘致した台湾は、B組で最も戦力が劣る豪州と初戦を行う日程を組んだ。 また組1・2位決定戦が予想されていた韓国戦を控えて休養日を一日入れ、投球数制限があるWBC規定(30球以上投球した場合一日休養)を避けた。 さらにホームの観客の一方的な応援を受けるために、試合時間も自国に有利に設定した。 A組の日本も同じだ。 日本は6日のキューバとの最終戦を控え、2日間の休養日を入れた。 台湾と日本が開催国のアドバンテージを活用する一方、韓国は相対的に不利な点が多かった。
大会を開催すれば食事や環境など現地適応の必要がなく、競技力にもプラスに作用する。 前大会、日本で開催された1次ラウンドで敗退(2敗)した台湾は、今大会では1次ラウンドの最初の2試合ですでに2勝をマークした。
◇KBO「インフラと費用が課題」
こうした事情から、韓国野球委員会(KBO)は2017年WBCの誘致を検討している。 問題は天気とインフラ、費用だ。 大会が開催される3月に試合を行うためにはドーム球場が必要となる。 ソウル高尺ドームが今年12月に完工する予定で、競技場は準備できる。 WBCを主催するWBCIのアーチ社長は「2017年には野球の人気が高い韓国が大会を開催すればよい。 ドーム球場も建設中と聞いている」と述べた。 また3月初めの天気なら、釜山の社稷球場でも試合が可能だ。 2-4日の台湾・台中では雨が降り、気温も12度ほどで、試合をするのに好条件ではなかった。
リュ・デファンKBO広報支援部長は5日、「2017年大会の誘致を検討している。 しかしインフラと費用の面で難しさがある」とし「高尺ドームが完工しても、規模(2万席)が小さく、観客収益に支障が生じる。 費用が最も大きな問題」と話した。
台湾は1次ラウンドを誘致し、約30億ウォンを使った。 しかし収入は観客収益とスポンサーを合せて約10億ウォンにすぎないという噂だ。 野球を大々的に支援する台湾政府と台中市の協調で赤字を埋めた。
KBOは昨年初めて釜山でアジアシリーズを開催し、約20億ウォンの経費を使った。 観客収益と中継権、スポンサー、地方自治体補助金をすべて合わせて何とか収支を合わせた。
◇ホームアドバンテージ大きい台湾と日本
アジアでは日本が第1、2回大会のアジアラウンドを誘致し、今回の第3回大会は日本と台湾が1次ラウンドをホームで開催した。 開催国のアドバンテージは大きい。 今年初めて大会を誘致した台湾は、B組で最も戦力が劣る豪州と初戦を行う日程を組んだ。 また組1・2位決定戦が予想されていた韓国戦を控えて休養日を一日入れ、投球数制限があるWBC規定(30球以上投球した場合一日休養)を避けた。 さらにホームの観客の一方的な応援を受けるために、試合時間も自国に有利に設定した。 A組の日本も同じだ。 日本は6日のキューバとの最終戦を控え、2日間の休養日を入れた。 台湾と日本が開催国のアドバンテージを活用する一方、韓国は相対的に不利な点が多かった。
大会を開催すれば食事や環境など現地適応の必要がなく、競技力にもプラスに作用する。 前大会、日本で開催された1次ラウンドで敗退(2敗)した台湾は、今大会では1次ラウンドの最初の2試合ですでに2勝をマークした。
◇KBO「インフラと費用が課題」
こうした事情から、韓国野球委員会(KBO)は2017年WBCの誘致を検討している。 問題は天気とインフラ、費用だ。 大会が開催される3月に試合を行うためにはドーム球場が必要となる。 ソウル高尺ドームが今年12月に完工する予定で、競技場は準備できる。 WBCを主催するWBCIのアーチ社長は「2017年には野球の人気が高い韓国が大会を開催すればよい。 ドーム球場も建設中と聞いている」と述べた。 また3月初めの天気なら、釜山の社稷球場でも試合が可能だ。 2-4日の台湾・台中では雨が降り、気温も12度ほどで、試合をするのに好条件ではなかった。
リュ・デファンKBO広報支援部長は5日、「2017年大会の誘致を検討している。 しかしインフラと費用の面で難しさがある」とし「高尺ドームが完工しても、規模(2万席)が小さく、観客収益に支障が生じる。 費用が最も大きな問題」と話した。
台湾は1次ラウンドを誘致し、約30億ウォンを使った。 しかし収入は観客収益とスポンサーを合せて約10億ウォンにすぎないという噂だ。 野球を大々的に支援する台湾政府と台中市の協調で赤字を埋めた。
KBOは昨年初めて釜山でアジアシリーズを開催し、約20億ウォンの経費を使った。 観客収益と中継権、スポンサー、地方自治体補助金をすべて合わせて何とか収支を合わせた。
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