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【グローバルアイ】隠しに隠す日本社会から韓国が学ぶもの(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
この前ある行事会場で安倍首相の広報担当者にこれを尋ねた。「事前に知らせれば国家機密になるだろうが、事後に詳しく知らせるのは国民に対する礼儀でありサービス」という彼の答にひざを打った。

これだけではない。青瓦台(チョンワデ、大統領府)秘書室長に相当する官房長官は毎日午前と午後に30分ずつ会見を開く。記者らの速射砲の質問に答を避けるケースはない。人事も同様だ。首相官邸の補佐官・秘書官に対する人事情報は迅速にプロフィールまで添付してメディアに知らせる。かんしゃく玉が破裂するほど隠しに隠す日本社会だが、国の禄を食んで仕事をする人々に対する情報、一挙手一投足は徹底的に公開し検証する。

青瓦台の情報公開が議論になっている。秘書官人事内容を「そんなことまで知らせなければならないのか」として知らせなかった。報道官という人は知らせることより記者らを訓戒し情報を隠すのに汲々とする。聞いてもいない大統領の外国語能力はくどくどと宣伝しながらだ。


韓国では袋叩きの安倍政権だが謙虚に学ぶものがある。「国民に対する礼儀とサービス」、それは公僕の義務であり存在の意味ということを自覚することだ。それから目をそらしながらどうして「国民幸福時代」を論じられるだろうか。

金玄基(キム・ヒョンギ)東京総局長





【グローバルアイ】隠しに隠す日本社会から韓国が学ぶもの(1)

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