ＬＧ電子は２５日（現地時間）開幕するＭＷＣ２０１３でＬＴＥスマートフォン「Ｏｐｔｉｍｕｓ Ｆシリーズ」を初めてリリースする。
サムスン電子は今回の展示会でｉＰａｄ ｍｉｎｉの競争作と呼ばれる「ギャラクシーノート８．０」を最初にリリースする。サムスン電子は昨年、ＭＷＣでアナログ筆記方式のＳペンを導入した初めてタブレットである「ギャラクシーノート１０・１」を出した。テレビ分野ではモバイル機器を通じて容易に検索・チャネル移動が可能な「テレビディスカバリー」サービスを公開する。 サムスン電子関係者は２１日、「統合リモコン機能を通じてタッチで見たいチャネルに移動して、オーダーメード型プログラムを推薦されるサービス」として「２０１３年スマートテレビ新製品には基本搭載されて、スマートフォンの場合、韓国・米国を始め英国・フランスなど９カ国のヨーロッパ国家で上半期から順次適用されるだろう」と説明した。ただし戦略スマートフォン新製品である「ギャラクシーＳ４」は公開しない。サムスンは昨年、ギャラクシーＳ３から別途に自社イベントを行って主力スマートフォンを出した。
ＬＧ電子はＭＷＣで普及型ＬＴＥスマートフォンを出して、ヨーロッパ市場を攻略する。内需市場を基に世界市場を攻略する中国企業に価格競争力を備えて対応するための選択だ。ＬＧ電子の新製品は「Ｏｐｔｉｍｕｓ Ｆシリーズ」と「Ｏｐｔｉｍｕｓ Ｌシリーズ２」だ。 Ｏｐｔｉｍｕｓ Ｆシリーズは「速い（Ｆａｓｔ）速度を初めて（Ｆｉｒｓｔ）で楽しむ」という意味で、今年第２四半期にヨーロッパで発売予定だ。「Ｏｐｔｉｍｕｓ Ｆ５」は４．３インチＩＰＳディスプレイにデュアルコアプロセッサを搭載した。３種類をリリースする「Ｌシリーズ２」は端末１台に２つの番号を入れて個人用・業務用でそれぞれ使用できる「Ｄｕａｌ ＳＩＭ」が特徴だ。
一方、中国の製造メーカーは戦略スマートフォンと共に実力誇示のための高仕様スマートフォンもリリースする。世界スマートフォン３位にのぼったファーウェイは４．５インチディスプレイを装着した「Ａｓｃｅｎｄ Ｐ２」をリリースする。 避妊具メーカーデレックスと手を結び画面に保護層を着けた製品だ。一部外信はファーウェイが世界で初めてオクタコアプロセッサを装着したスマートフォンを出す予定」と展望したりもした。オクタコアチップはスマートフォンで中央処理装置（ＣＰＵ）役割をするプロセッサ（ＡＰ）チップで計算を担当するコア８個を搭載した製品だ。現在、最新仕様であるクアッドコアより駆動速度が最高２倍速い製品で、サムスンがギャラクシーＳ４に採択する見通しだ。
もう一つ注目される点は新しいモバイルプラットホームの登場だ。現在、グローバル市場に出たスマートフォンは９０％以上がアップルｉｏｓやグーグルアンドロイドを搭載している。今年のＭＭＷＣではこのようなスマートフォン生態系に挑戦状を差し出す新しい運営体制（ＯＳ）が多数リリースされる予定だ。サムスン電子は展示会２日目の２６日、インテルと合作したｏｓ「タイジェン２.０」の発表イベントを行う。タイジェンは今月２０日公式ホームページを通じて開発者に公開された。サムスンはタイジェンと一緒にサムスンの電子機器間の連結をしてくれる「オールシェア」も開発者会議を通じて公開する予定だ。サムスンアカウントを基盤に使用者がＰＣ・タブレット・スマートフォンはもちろん、テレビやカメラなど何台もの機器でコンテンツを共有できる概念だ。この他にもブラックベリー１０、カノニカルの「Ｕｂｕｎｔｕ」 、Ｍｏｚｉｌｌａ財団の「ファイアーフォックス」のような新しいモバイルｏｓが公開される。中国ＺＴＥはファイアーフォックスｏｓを搭載したスマートフォンを公開すると発表した。
モバイルワールドコングレス（ＭＷＣ）：スペイン、バルセロナで開かれる世界最大の移動通信展示会。１９８７年通信会社主導の小規模展示会であったＧＳＭワールドコングレス」として始まった。２００８年に今の名称に変えて端末製造メーカーらが参加する大規模なイベントに急成長した。イベントを主催する世界移動体通信事業者協会（ＧＳＭＡ）には２１９カ国約８００社の移動通信事業者や約２００社の端末製造メーカー、ソフトウェア会社などが属している。
モバイルプラットホーム：スマートフォンを動かす運営体制（ＯＳ）とアップルストア・プレーマーケットのようなソフトウェア市場、ゲーム・音楽・電子ブックなどのコンテンツ市場を全部備えた生態系を意味する。グーグルのアンドロイドやアップルのｉＰｈｏｎｅが代表的だ。
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