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【グローバルアイ】韓日の民主党、勢力回復の道は?

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
最近、日本メディアの最高の関心は“小泉ジュニア”だ。小泉純一郎元首相の二男・小泉進次郎、1981年生まれであるため今32歳だ。父から選挙区を譲り受けた小泉進次郎は、昨年末の総選挙で再選に成功した。節度ある短文型の話法が父と似ている。父の顔を発展的に継承した都会的容貌も彼の競争力だ。現在の肩書きは自民党の青年局長、歴代首相がたどった要職だ。父の後光に加え、年齢にふさわしくないカリスマ、国民の好みに合った言葉を述べる能力まで備えているため、過激なメディアが放っておくはずがない。

今年1月、青年局に登録した議員が80人を超えると、各メディアは「自民党最大の進次郎派が登場した」と騒いだ。しかし2月の会合で出席議員が急減すると、今度は「他の派閥の牽制を受けた。進次郎が強いのは強い」と書いた。彼が原発事故被害地の視察に行くと、バスから密着取材だ。車窓の外を眺める進次郎の横顔、彼の手を握りしめる住民の姿で胸を熱くさせる。対政府質問で「環太平洋経済連携協定(TPP)参加を決断すべき」と安倍晋三首相(59)に圧力を加えると、民放は図表を出して進次郎の質問内容を分析した。時間があれば靖国を訪問し、「竹島(独島の日本名)の日」行事に皆勤する彼の右翼性向は深く懸念される。しかしスターづくりに血眼になった日本メディアには、関心から外れた問題だ。

昨年秋まで最高のニュースメーカーは橋下徹大阪市長(44)だった。失われた20年から日本を救い出す救世主にでもなるかのように、全国が彼に熱狂した。総選挙後はやや停滞しているが、まだ彼はマニア層を率いる政界の風雲児だ。


ここに現職首相で縦横無尽の安倍晋三、81歳の高齢にもかかわらずオールドファンの愛情の中で妄言を繰り返す日本維新の会の石原慎太郎代表が加勢する。韓国にとっては年齢を超越した右翼バカ4人組だが、日本政界では勢いに乗るスター軍団だ。

一方、相対的に進歩的という民主党はメディア露出の減少に苦しんでいる。勝者独占の政治文化と日本メディアの偏食のせいだけにはできない。さらに国民的に知名度がある細野豪志幹事長(42)と前原誠司元政調会長(51)は、総選挙の敗北で破産した民主党の舵取りを望まない。結局、自分の選挙区でも落選した無色無臭の海江田万里(64)が代表を引き受けたため、存在感はゼロに近い。

政策がいくら立派で倫理的でも、国民の耳目を集めるスター指導者の魅力にも届かない。大統領選挙で2回連続で敗れてもこれという突破口が見えてこない韓国の野党も、日本民主党の受難が他人事とは思えないのではないだろうか。

ソ・スンウク東京特派員



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