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米教授「日中葛藤の1次責任は中国」(1)

ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版

アーロン・フリードバーグ・プリンストン大教授

習近平時代を迎え、米中競争の戦略的構図について米国側の話を聞くため、17日、アーロン・フリードバーグ・プリンストン大教授にインタビューした。 フリードバーグ教授は戦略分野で最高の権威者だ。 特にフリードバーグ教授の著書「アメリカと中国:アジアの支配をめぐる競合(A Contest for Supremacy:China,America,and the Struggle for Mastery in Asia)」(2011)は、米中覇権競争分野の必読書だ。 読者はフリードバーグ教授の発言が米国の中道右派の立場から出てきたものであることを勘案する必要がある。 以下はインタビューの要旨。

--米中競争時代に韓米関係はどのように設定されるべきか。

「民主国家は国民が望む外交政策を選択しなければならない。 過去の数年間、韓米関係は以前よりも緊密だった。 今年の韓国大統領選挙で誰が当選しようと、緊密な関係が維持されなければならない。 韓国の国家利益は、中国よりも米国や他の民主国家の利益とよく合う。韓国は北東アジア、世界レベルでより重要な役割を担うのがよい。 韓国は強力な経済、安定した政治を土台に大きな潜在力を持つ。 韓国は能力に比べて低く評価されている。 ただ北朝鮮の変数だけで韓国の国際政治的な地位を考えるのは誤りだ」


--日本に右派的な政権が誕生すれば、その余波で米中関係が悪化する可能性もある。

「誇張された主張だと考える。 問題の原因は日本よりも中国にある。 日本にも国際関係を悪化させる人たちがいるが、主流ではない」

--米民主党政権は共和党の中国政策も受け入れる必要があるのか。

「大きな隔たりがあるわけではない。 2010年前後にオバマ政権の中国政策がさらに強硬になった。 オバマ政権の“アジア・太平洋重視政策(pivot to Asia)”が維持されることを希望する。 経済分野でも両党の間に大きな差はない」

(中央SUNDAY第297号)



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