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朴槿恵「対北朝鮮特使派遣は困難」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

朴槿恵(パク・クネ)次期大統領が7日、国会で黄祐呂(ファン・ウヨ)セヌリ党代表(左側)と文喜相(ムン・ヒサン)民主統合党非常対策委員長と北朝鮮核に関連して会合する前に歓談している。

朴槿恵(パク・クネ)次期大統領と黄祐呂(ファン・ウヨ)セヌリ党代表、文喜相(ムン・ヒサン)民主統合党非常対策委員長は7日、北朝鮮の核実験威嚇に対して深刻な懸念を表示して北朝鮮がこれを直ちに中断することを促した。朴次期大統領と黄代表、文委員長はこの日午後2時から40分間国会で「北朝鮮核関連緊急3者会議」を開いて、北朝鮮核問題に対して超党派的に協力することで意見をまとめ、対北朝鮮警告メッセージが入った6項目の会合結果発表文を採択した。

この日、非公開会議の途中に文委員長は朴次期大統領に「核実験には強力に対応しなければならないが、水面下では対話を並行させなければならない」として「対北朝鮮特使派遣と南北首脳会談を推進するのはどうか」と建議したと民主党関係者が伝えた。これに対し朴次期大統領は文委員長の発言を傾聴しながらも「北朝鮮が挑発しようとする状況であたかも補償が与えられるように感じるようにしてはいけない」として「現段階では難しい」という立場を見せたとこの関係者は明らかにした。朴次期大統領は「北朝鮮の第1回核実験より第2回核実験がさらに危険で、第2回核実験より今回の第3回核実験がさらに危険だ」としながら今回は習癖を直さなければならないという趣旨の話もしたという。

結局、3人は▼北朝鮮の核武装は容認できず▼核実験すれば国際社会の強力な対応に直面することになることであり▼国際社会と結んだ非核化約束を直ちに履行すれば南北関係が改善され▼与野党は緊密に協力して、政府と軍は安保態勢を強化するという4つのメッセージを6項目の発表文に含めた。一方で▼緊急な民生懸案処理のために与野党協議体を運営して▼セヌリ党と民主党大統領選挙共通公約を早く処理することにした。


3者会合を通じて朴次期大統領は北朝鮮核問題などに野党の支援を引き出すことができる踏み台を用意し、野党も安保イメージを高めたという評価を受けることになった。





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