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「韓日中のベンチャーに投資、東アジアにシリコンバレー作る」(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

孫泰蔵代表(右)と次兄である孫正義ソフトバンク会長。

韓国と日本、中国の若者を見ると代々受け継がれる経営伝統に似ていくと分析した。例えば韓国の若者はやや攻撃的で、日本は慎重にアプローチするということ。孫代表は、「性向から考えると韓国人の最高経営責任者(CEO)に中国人の最高技術責任者(CTO)、日本人のデザイナーが一番いい組み合わせだ。今後東アジアで多国化されたベンチャー企業の誕生を多く見られるだろう」と語った。

ソフトバンクの孫正義会長の弟としても有名な彼は、「華麗さの裏には成功した企業の2倍に達する企業をつぶした記憶がある」と話した。非常に多くのベンチャー企業を設立し成功と失敗を経験してきた孫代表は、2年前に現在のモビーダジャパンを設立し新たな冒険に出た。草創期スタートアップ企業を見つけて育成する事業だ。孫代表はこの事業を「シードアクセラレーション」と表現した。ベンチャーが成長軌道に乗るまで資金だけでなく技術と経営など多様な分野で支援するという点から、単純にベンチャー企業を見つけて投資した後に企業公開を通じて収益を還収するベンチャーキャピタルとは性格が異なる。

孫代表がこのような分野に関心を持つことになったのはシリコンバレーの影響が大きかった。彼はシリコンバレー地図を見せながら「人口は300万人にならないのに1年に1万7000の会社ができ、このうち1万2000社が倒産する」と話した。生き残った会社5000社の中から第2のグーグルやアップルが誕生するという説明だ。孫代表は「企業家を育成するという側面でシリコンバレーは本当に豊かな森だ。それに比べれば日本と韓国の風土は砂漠と同じだ」と評価した。シリコンバレーにはエンジェル投資家からメンター、メディア、ベンチャーキャピタルなど数多くの主体が存在するということだ。

「韓日中のベンチャーに投資、東アジアにシリコンバレー作る」(1)

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