日本車の場合、経済的な消費者が多く求める。同じ日本車ブランドでも大型車は取引台数基準の上位１０位以内には１モデルも含まれなかった。日本車モデルのうち取引台数１位は準中型セダンのレクサスＩＳ２５０（３１４３台）だった。

日本車の場合、似た条件のドイツ車に比べて車級別に５００－１５００万ウォンほど安く、特に「家族用セダン」を望む人が購入している。レクサスＩＳ２５０の２０１０年モデルの場合、２６００－２７００万ウォンで取引され、同じ年式のドイツ車準中型に比べて５００万ウォンほど安い。また２０００万ウォン台で購入可能な中古インフィニティＧ３５が２位、２０００万ウォン台半ばで価格が形成されているレクサスＥＳ３５０が３位だった。

米国産中古輸入車は大型またはスポーツ用多目的車（ＳＵＶ）が人気だ。米中古輸入車のうち販売台数１位（２４６５台）は大型車のクライスラー３００Ｃだった。大型車にもかかわらず、相対的に欧州車や日本車より安いというのがこの車の最も大きな長所だ。２０１２年式を基準に４０００万ウォン線で購入できる。


２位はフォードのニュートーラス。ニュートーラスは３００Ｃより安い。新車価格も３８２５－４４５５万ウォン線で、高くない価格で大型車に乗ることができるため人気があると分析される。

３位はクライスラーのジープ（Ｊｅｅｐ）ラングラー。昨年ＳＫエンカーだけで７３９台が取引された。最近のアウトドア人気で取引台数がさらに増えている。米国車のうち４位はキャデラックの中型車オールニューＣＴＳ（取引台数６７０台）、５位はクライスラーのＰＴクルーザー（取引台数５４６台）だった。

ＳＫエンカー側は「過去の中古輸入車の大半が中型・準中型セダンだったが、最近は選択の幅が広まる傾向」とし「今後、価格帯が低まった輸入車がさらに多く出てくれば、消費者が追求する価値によってさまざまな選択が可能になるだろう」と述べた。



韓国で人気の中古輸入車は…“欧州中型車、日本準中型車、米国大型車”（１）