25日午後4時、ソウル・西橋洞(ソギョドン)のカフェ「アイヤ」。照明が落とされると壁に眼鏡をかけた少女の映像が映し出された。カフェに集まった観客100人余りが静かに彼女の話に耳を傾けた。カンボジアの少女マルスキンさん(19)は英語で「私は貧しく恵まれない人を助けるのが夢です。おばあさんが私の夢をかなえてくれました」と話した。
マルスキンさんが話した「おばあさん」は日本軍慰安婦被害者のイ・ヨンスさん(85)だ。この日イさんはマルスキンさんを支援するための特別な募金行事を行った。学業を断念しなければならない境遇に置かれたマルスキンさんの授業料を調達するための小さなコンサートだった。マルスキンさんは上位10位の成績でカンボジアのプティサストラ大学医学部に合格したが、暮らしが厳しく150万ウォン(約11万8846円)程度の授業料を払えずにいた。
韓国とカンボジアを行き来してボランティア活動を行っていたイさんがマルスキンさんの話を聞いて一肌脱ぐことにした。イさんは普段から一緒にボランティア活動をしてきた社団法人チャーミングの会員とともにマルスキンさんを助けることにした。チャーミングのキム・ジョンヨン代表(27)が自身の運営するカフェを会場に提供した。中高大学生のボランティアメンバー20人余りが歌や踊り、パフォーマンス公演などを準備した。学生たちはツイッターを通じてこれを広報し、この日は100人を超える人が集まった。チケット販売額はすべてマルスキンさんの授業料に使われる。
この日金色の刺繍が施された真っ赤な韓服を着て参加したイさんは、「若い学生が夢をかなえられるように支援しながら、私の10代当時の傷を癒やしたかった。今後マルスキンさんの夢が必ず叶うよう願っている」と話した。イさんは14歳だった1942年に日本軍慰安婦として連れて行かれ、光復(解放)を迎える時まで忍苦の歳月を送った。
マルスキンさんが話した「おばあさん」は日本軍慰安婦被害者のイ・ヨンスさん(85)だ。この日イさんはマルスキンさんを支援するための特別な募金行事を行った。学業を断念しなければならない境遇に置かれたマルスキンさんの授業料を調達するための小さなコンサートだった。マルスキンさんは上位10位の成績でカンボジアのプティサストラ大学医学部に合格したが、暮らしが厳しく150万ウォン(約11万8846円)程度の授業料を払えずにいた。
韓国とカンボジアを行き来してボランティア活動を行っていたイさんがマルスキンさんの話を聞いて一肌脱ぐことにした。イさんは普段から一緒にボランティア活動をしてきた社団法人チャーミングの会員とともにマルスキンさんを助けることにした。チャーミングのキム・ジョンヨン代表(27)が自身の運営するカフェを会場に提供した。中高大学生のボランティアメンバー20人余りが歌や踊り、パフォーマンス公演などを準備した。学生たちはツイッターを通じてこれを広報し、この日は100人を超える人が集まった。チケット販売額はすべてマルスキンさんの授業料に使われる。
この日金色の刺繍が施された真っ赤な韓服を着て参加したイさんは、「若い学生が夢をかなえられるように支援しながら、私の10代当時の傷を癒やしたかった。今後マルスキンさんの夢が必ず叶うよう願っている」と話した。イさんは14歳だった1942年に日本軍慰安婦として連れて行かれ、光復(解放)を迎える時まで忍苦の歳月を送った。
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