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ソウル大学獣医学部の教授、論文17本すべてをねつ造

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
ソウル大学は5日、論文ねつ造疑惑を受けている獣医学部のカン・スギョン教授が、偽造・変造などの研究不正行為を犯したとの結論を出したと明らかにした。ソウル大学研究真実性委員会はこの日午後に会議を開き、本調査委員会で提出したカン教授の論文17本に対する調査報告書を検討した。そして「論文すべてで偽造・変造を含む故意的な研究結果のねつ造があり、カン教授が最終編集者として研究結果のねつ造を主導したことが確認された」と判定した。カン教授は2005年に黄禹錫(ファン・ウソク)前ソウル大学教授の論文ねつ造問題の際に疑惑究明を求めた教授の1人だ。

研究真実性委員会はまた、カン教授が2010年に国際学術誌の「インターナショナル・ジャーナル・オブ・キャンサー」に提出した論文写真がねつ造され昨年委員会から警告を受けたにもかかわらず、これを修正しないで別の学会誌に送った事実も確認した。委員会は「カン教授は調査過程でも関連資料を変造して提出するなど、調査委員会の活動を意図的に妨害した。このような行動を研究不正行為および研究不適切行為と判定し、カン教授を懲戒委員会に付託することを学校側に建議した」と明らかにした。ソウル大学のソン・ノヒョン研究処長はまた、同様に論文ねつ造疑惑を受けている獣医学部のカン・ギョンソン教授については、「調査が進行中だが、まだ検討する部分があり議論している」と話した。

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