日本の回転すしレストラン「スシロー」の韓国の店舗では、中トロが1皿2700ウォン(約204円)だ。他のブランドレストランでは同じ部位が5000ウォンだ。このようにスシローの寿司は韓国の他の回転寿司より30~50%安い値を付けている。
日本でも1皿100円で知られるスシローの豊崎賢一代表は、「韓国の回転寿司価格の無駄を取り払う」と話した。「韓国の回転寿司はとても高く、日本の高級寿司店水準」ということだ。
韓国進出1周年を迎え4日にソウル・貫鉄洞(クァンチョルドン)の1号店で会った豊崎代表は、「高級寿司店は注文を受けてひとつひとつ手で握る。高い部位は1皿800円程度するが、韓国のチェーン型回転寿司店も似ているのではないか」と話した。「高いマージンをなくせば価格を抑えることができる」とした。
豊崎代表は、「このようになってこそ寿司が“国民的メニュー”になり、長期的に見ると事業もさらにうまく進められる」と説明した。韓国では寿司が特別な外食に分類されたせいで価格が膨らんでおり、顧客がとくに増えないという意味だ。
また、材料を最大限安く調達している。これにはスシローの28年のノウハウを利用している。スシローは1984年に開業し、2010年から日本国内で売り上げ1位を維持している。豊崎代表は、「食材を大量購入するので購入単価を低くすることができ、長いつきあいの取引先が多いため良い材料を合理的に調達できる」と話した。
だが、韓国進出の成績表はそれほど良くない。4店舗で1年間の売り上げが35億ウォンで、50店を展開する業界トップの10分の1に満たない。価格戦略も手を加えなければならなかった。昨年末に1号店を出した時は1700ウォンと2700ウォンの2種類の皿だけだった。ところが今年7月には2200ウォンと3600ウォンの皿を追加し結果的に値段を引き上げる形となった。豊崎代表は「水産物価格が世界的に上がり、原価の割合が価格の90%まで上がったメニューもあったが、価格を上げて5カ月が過ぎても韓国スシローは一度も営業利益を出せなかった」と明らかにした。
利益を期待する代わりに今後8年を「投資期間」ととらえている。2020年までに韓国の店舗を80カ所に増やすということだ。豊崎代表は、「韓国は日本のようにコメを主食とし、刺し身を食べるので寿司市場ははるかに大きくなれる。当分は利潤を上げられなくても十分な投資価値がある」と話した。日本のように寿司を日常食とし、家族連れの客が増えれば低価格の回転寿司店が大量販売のメリットを享受できるという計算だ。豊崎代表は、「韓国も高級寿司と100円寿司に寿司店が二分化される可能性が大きい」と付け加えた。日本ではスシローを含めかっぱ寿司、はま寿司、くら寿司のような100円寿司チェーンが1200店余りを展開している。
日本でも1皿100円で知られるスシローの豊崎賢一代表は、「韓国の回転寿司価格の無駄を取り払う」と話した。「韓国の回転寿司はとても高く、日本の高級寿司店水準」ということだ。
韓国進出1周年を迎え4日にソウル・貫鉄洞(クァンチョルドン)の1号店で会った豊崎代表は、「高級寿司店は注文を受けてひとつひとつ手で握る。高い部位は1皿800円程度するが、韓国のチェーン型回転寿司店も似ているのではないか」と話した。「高いマージンをなくせば価格を抑えることができる」とした。
豊崎代表は、「このようになってこそ寿司が“国民的メニュー”になり、長期的に見ると事業もさらにうまく進められる」と説明した。韓国では寿司が特別な外食に分類されたせいで価格が膨らんでおり、顧客がとくに増えないという意味だ。
また、材料を最大限安く調達している。これにはスシローの28年のノウハウを利用している。スシローは1984年に開業し、2010年から日本国内で売り上げ1位を維持している。豊崎代表は、「食材を大量購入するので購入単価を低くすることができ、長いつきあいの取引先が多いため良い材料を合理的に調達できる」と話した。
だが、韓国進出の成績表はそれほど良くない。4店舗で1年間の売り上げが35億ウォンで、50店を展開する業界トップの10分の1に満たない。価格戦略も手を加えなければならなかった。昨年末に1号店を出した時は1700ウォンと2700ウォンの2種類の皿だけだった。ところが今年7月には2200ウォンと3600ウォンの皿を追加し結果的に値段を引き上げる形となった。豊崎代表は「水産物価格が世界的に上がり、原価の割合が価格の90%まで上がったメニューもあったが、価格を上げて5カ月が過ぎても韓国スシローは一度も営業利益を出せなかった」と明らかにした。
利益を期待する代わりに今後8年を「投資期間」ととらえている。2020年までに韓国の店舗を80カ所に増やすということだ。豊崎代表は、「韓国は日本のようにコメを主食とし、刺し身を食べるので寿司市場ははるかに大きくなれる。当分は利潤を上げられなくても十分な投資価値がある」と話した。日本のように寿司を日常食とし、家族連れの客が増えれば低価格の回転寿司店が大量販売のメリットを享受できるという計算だ。豊崎代表は、「韓国も高級寿司と100円寿司に寿司店が二分化される可能性が大きい」と付け加えた。日本ではスシローを含めかっぱ寿司、はま寿司、くら寿司のような100円寿司チェーンが1200店余りを展開している。
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