韓国ロケット「羅老」(写真=韓国航空宇宙研究院)。
趙律来(チョ・ユルレ)教育科学技術部次官はこの日、全羅南道高興の羅老宇宙センターで会見し、「原因を精密調査した後、(打ち上げ)日程を決める」と述べた。
しかし国際機構に通知した期間の来月5日までに打ち上げるのは容易でない見込みだ。「羅老」を発射台から分離して組立棟に移すだけでも一日かかり、調査は来月1日から可能だ。またTVCは上段ロケットの核心部品であるだけに、故障の原因を確認して問題を解決するのに長い時間がかかる可能性もある。このため「年内の打ち上げは不透明で、来年に延期される」という見方が出ている。
「羅老」は1、2度目の打ち上げに失敗し、先月26日に3度目の打ち上げが実施される予定だったが、1段目ロケット連結部のゴムリングが破損し、打ち上げが延期されていた。
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