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韓国ロケット「羅老」 540秒を乗り越えろ…きょう最後の挑戦(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
◇KAIST人工衛星研究センターも緊張

28日、大田のKAIST(韓国科学技術院)人工衛星研究センター(所長イ・イン)。「羅老」が科学衛星を宇宙軌道に乗せればデータをやり取りしながら操縦するここの研究員も慌しく動いた。研究員はコンピューターに表れた各種情報を見ながら、科学衛星に現状況の情報を地上に送れという命令を出した。また、太陽電池パネルの位置など衛星の状況が正常かどうかを確認した。こうした交信は16分間ほど続いた。科学衛星との最初の交信が正常に行われた場合を仮定して実施したリハーサルだ。

衛星との初交信は、「羅老」が29日午後4時に打ち上げられる場合、30日午前3時27分から16分間行われる見込みだ。「羅老」打ち上げが成功したかどうかは、衛星体から出るビーコン(Beacon=信号発生器)信号をノルウェーのトロムソ基地局が受信するかどうかで分かる。イ・イン所長は「打ち上げ11時間半後に人工衛星研究センターと交信が行われれば、完全な成功と評価できる」と述べた。

韓国ロケット「羅老」 540秒を乗り越えろ…きょう最後の挑戦(1)

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