歌手のPSY(サイ、上)と少女時代。
会社員のパクさん(31)は「数年前のガールズグループブームはよかったが、もう誰が誰だか分からないほどに特徴が見つけにくい。音楽番組で似たり寄ったりのアイドルグループを何組も見ていると、疲労感さえ覚える」と話した。
ある大衆音楽評論家は「全般的にアイドルグループが自己複製の末に行き詰まり、アイドル音楽によってこれ以上の新鮮さを与えられなくなったのかもしれない」と説明した。
アイドルグループが持つ“見せる”音楽そのものの競争力が落ちたという分析もある。1990年代の中盤から後半にかけて、“聞かせる”音楽に代わって“見せる”音楽が凄まじい勢いで成長した。さらに力強く、刺激的に成長した流れに歩調を合わせるなら、しっかりしたシステムを作り競争力のある原石を見つけ出して新しい舞台を見せるべきだったが、そうはできなかったというのだ。
別の大衆音楽評論家は「一人の作曲家の人気が出れば、そこに群がり曲をもらうということが往々にしてある。また、リリース日が決まっている場合が多いので、競争力のあるコンテンツを作る時間が不足している」と指摘する。
大多数の芸能事務所は韓国のアイドル市場が飽和状態に置かれていることは認知している。それでもここしばらくはまだ新生アイドルグループのデビューは続く見込みだ。来年上半期に男性アイドルグループをデビューさせる予定の芸能事務所関係者は「練習生らに平均3年間ほどレッスンを受けさせ投資しているのでデビューさせざるを得ない」と話した。
一方で活動領域が広くなったこともアイドルグループをあきらめられない要因だ。別の関係者は「韓国市場は飽和状態でも、K-POPブームによって海外市場ではまだ需要が多い。このためいったんアイドルとしてデビューさせれば、ドラマや映画などの演技分野にも簡単に進出することができる」と語った。
韓国アイドルグループ危機論?…「国内市場が飽和状態なら海外に」(1)
この記事を読んで…