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韓国の音源チャートからアイドルグループ失踪…バブル崩壊か(2)

ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版

歌手のイ・ハイ。

<ヤン・ヒョンソク「5年周期論、アイドル市場終わった」>

韓国大手芸能事務所YGエンターテインメントのヤン・ヒョンソク代表は、最近、韓国日刊スポーツの取材で歌謡界の「5年周期論」を取り出した。ヤン代表は「歌謡界ではパターンが繰り返される。5年周期で市場の流れが変わる」とし「アイドル市場の流行はすでに終わった。だから私たちから出す新人のカラーはこれまでのアイドルグループとは違ったものにする」と市場を予測した。

そのYGが出した新人歌手がイ・ハイだった。BIGBANG(ビッグバン)や2NE1(トゥエニィワン)といった華やかなパフォーマンスが看板のグループを相次いで成功させたYGは、ボーカル力を前面に出したイ・ハイでサクセスストーリーを書いている。エレクトロニックダンス一色だった歌謡界にレトロソウルと言う新鮮なジャンルを開拓し、消費者の好みの変化を正確に読み当てた。


もう一つ興味深いのは、イ・ハイの『1、2、3、4』をダウンロードしたファンの半数以上が30~40代だという点だ。アイドルグループのファン層の絶対数を占める10代より20~40代のファンの支持が、音源チャートにおいてははるかに重要な役目を果たしていることを示している。

このようにアイドル市場が限界に至ったとの分析が出て、芸能事務所は音楽的な変化で危機克服に打って出た。SISTAR(シスター)のソユは、Geeksの『Officially Missing You』でボーカルフィーチャリングで参加し、新しい音楽を聞かせた。またグループINFINITE(インフィニット)から出た初ソロ歌手ソンギュのプロデューサーは、インディーバンド出身のNell(ネル)が手がけている。芸能事務所ウルリムエンターテインメントは「消費者は今のアイドルグループの音楽を退屈に感じている。金太郎飴のように似通った音楽から離れ、新しいスタイルで“アイドルっぽい”固定観念を崩すために努力している」と説明した。





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