柳賢振（リュ・ヒョンジン、２５、ハンファ）のＬＡドジャース入団が遅れる見込みだ。

ＬＡタイムズは１３日（日本時間）、ドジャース球団オーナーグループのステン・カステン氏の話を引用し、「韓国人投手・柳賢振との契約は、ウィンターミーティング後まで待つことになりそうだ」と伝えた。

ウィンターミーティングとは、球団関係者と代理人が会ってトレードなどを話し合う席で、今年のメジャーリーグのウィンターミーティングは１２月４日から４日間、米テネシー州ナッシュビルで開かれる。柳賢振とドジャースのポスティング契約交渉締め切り期間は同月１０日まで。


ドジャースは現在、柳賢振のポスティング入札後にも黒田博樹（ニューヨーク・ヤンキース）やザック・グリンキー（ＬＡエンゼルス）などＦＡ先発投手の獲得に力を注いでいるため、柳賢振との契約を急がないと、同紙は予想した。ネド・コレッティ・ドジャースＧＭも先発投手をトレードするために努力していることを認めた。

当初の予想よりも契約が遅れる見込みだが、現地メディアはこの部分を大きく扱っていない。同紙は「柳賢振の代理人スコット・ボーラス氏は一般的に契約締め切り期間の最終日まで交渉をする傾向がある」と説明した。

一方、柳賢振は１４日、ボーラス氏の事務室があるＬＡに向けて出国し、年俸交渉およびメディカルテストなどを準備する予定だ。