ソフトバンクの孫正義会長。
孫会長は2006年にボーダフォンの日本法人を買収し日本2位の携帯電話会社に育てた。今回のスプリント買収はグローバル無線通信グループを夢見てきた孫会長の遠大な構想を実現するための手順とみられる。米国の通信業界ではスプリントが数年以内にTモバイル買収にも出るとみている。TモバイルはAT&Tからも390億ドルで買収提案を受けたが、米連邦取引委員会(FTC)のブレーキにより不発に終わった。FTCはベライゾンとAT&Tによって米国の通信市場が寡占されるのを警戒している立場なためソフトバンクのスプリント買収には好意的という。
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