世界的な衣類ブランド「ユニクロ」を所有するファーストリテイリングの柳井正会長（６３）が日本富豪１位になった。

米経済誌フォーブスが２９日（現地時間）報じた「日本の富豪４０人」によると、柳井会長は保有資産額１０６億ドルで、２０１０年に続いて１位を守った。 ２０１０年の調査で柳井社長の保有資産額は９２億ドルだったが、今年はこれより１４億ドル増えた。 昨年は大地震の影響で順位が発表されなかった。

ファーストリテイリングはユニクロの成功で過去５年間に売上高が２倍に増えた。 ユニクロは現在、世界に１０００店ほどある。柳井会長は２０２０年までに店舗を４０００店に拡大し、売上高６００億ドルを達成するという計画を発表している。


２位はサントリーホールディングスの佐治信忠社長で７９億ドル、３位は通信会社ソフトバンクの孫正義会長で６９億ドルだった。