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【社説】国際化・多文化時代に迎えたハングルの日

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
今日、566周年「ハングルの日」を迎える。今年は特に、67にのぼる国語関連学術団体がハングル専用・漢字混用をめぐる論争を一時中断し、統合された「韓国語文学術団体連合会」を結成することにした。昨日の国会で開かれた文化体育観光部の国政監査では、与野党を問わず議員が「ハングルの日」公休日再指定を主張した。

ハングルの優秀性と科学性は改めて言うまでもない。海外でも「人類の最も偉大な知的成就の一つ」「すべての言語が夢見る最高のアルファベット」などと賛辞が絶えない。このおかげで韓国語は07年、世界で9番目に国際公開語に採択された。外国人のための韓国語能力試験(TOPIK)志願者は07年の8万2881人から2011年には45万487人に増えた。韓国学科を開設した海外大学も一昨年の57カ国・688カ所から昨年は81カ国・810カ所に増えるなど、韓国語の需要は大きく増えている。

しかし国内の状況を見ると、外側から聞こえてくる称賛と飛躍的な成長に喜んでいる場合ではない。世論調査によると、ハングルの日がいつか知っている回答者はわずか64%で、09年の調査(88.1%)に比べ24.1ポイントも減った。一般言語生活では「正しく美しい言葉」を探すのが難しい状況だ。青少年の対話は乱暴な言葉だらけで、漫画・テレビドラマも模範どころか、俗語使用の風潮を強めている。


ハングルと韓国語は多文化傾向に能動的に対応しなければならない課題も抱えている。国内の結婚移住者の半分以上は韓国語実力が中級にもならない。移住者の子どもの国語能力が劣るしかない構造だ。母国語、第1・第2外国語など需要者の環境に合わせて国語教育政策を細分化し、十分な予算を支援する必要がある。韓国語能力試験もTOPIKのほか、さまざまな目的・レベル・年齢帯を配慮した連携型試験を追加で開発しなければならないだろう。最も重要なのは豊かで深みあるハングルコンテンツを蓄積しようとする国民的な努力だ。最高の文字が最高の内容を備えるように努力するのは、ハングルを創出した先賢の労苦に報いることでもある。



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