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G-DRAGON「歌は歌と切り離して見てほしい」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

G-DRAGON(ジードラゴン)。

G-DRAGON(ジードラゴン)--本名クォン・ジヨン、GDと呼ばれることもある男。今年、24歳になる彼は韓国歌謡界のイシューメーカーの一人だ。5人組人気アイドルグループ、BIGBANG(ビッグバン)のリーダーであり、同時ににプロデュース能力も兼ね備えている。3年ぶりにセカンドソロアルバム『ONE OF A KIND』をリリースしたG-DRAGONに19日、会った。

G-DRAGONは2001年、13歳のときに「2001大韓民国ヒップホップフレックス(Hip Hop Flex)」アルバムに最年少メンバーとして参加してデビューを飾った。彼のラップ姿は、YGエンターテインメントのヤン・ヒョンソク・プロデューサーの目に偶然とまった。それから6年間の練習生生活を経て、2006年にBIGBANGとしてデビューした。2009年に初のソロアルバム『Heartbreaker』をリリースしたものの、盗作疑惑に巻き込まれたこともあった。

G-DRAGONは今回のアルバム収録曲7曲すべてを所属事務所のプロデューサーとともに自ら手がけた。「(音楽)する人、聞く人、みんなに楽しい音楽を目指しました。10代だけではなく、20代や30代の人たちも共感できるような音楽を作りたかったんです」と話した。


この言葉通り、今回の収録曲は思い切り楽しめる。トレンディーなヒップホップ、ヒップホップ+エレクトロニックなどで構成されている。新しいアルバムが出ればいつもそうだったように、今回の新曲も早々と各種音源チャート上位圏に登場した。G-DRAGONはタイトル曲『クレヨン』について「“Crazy”と“(本名の)ジヨン”の合成語であると同時に、“Crazy on”を縮めて、何かに夢中になっているG-DRAGONを意味する」と説明した。

所属事務所は一部の収録曲がアルバム審査で19禁判定を受けるだろうと判断し、アルバムに自発的に“19歳未満視聴不可”ステッカーを付けた。収録曲『THAT XX(そのXX)』は、「あの野郎(注)よりもオレに足りないものは何なんだ」と歌っているからだ。

「正直、自分の音楽は青少年に有害なのかもしれない。耳当たりのいい単語ばかりではないから…。でも歌は歌で見てくれたらと思います。それにどうせやるならいい影響を及ぼして、芸術のある分野に夢中になっている若者が多くこの世に出たらと思います」

G-DRAGONは最近、ソテジワアイドゥル、DEUX(デュース)、015B(コンイルオービー)など1990年代を風靡したグループの歌をよく聞いていると語った。「10年、20年と年月が経って聞いても、いいなと思う歌を歌うのが夢です」

注…韓国語の歌詞では「ク セッキ」となっており、一般的に人を罵るときに使われる不適切な言葉。



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