慶尚北道浦項の迎日湾港コンテナヤードでマツダの「CX-5」が分解・包装作業に入るため待機している。
このような方式を自動車業界ではノックダウン輸出と呼ぶ。迎日湾を出た自動車部品がウラジオストク港に到着した後は分解された30個を再組み立てして完成車を作る。外国製自動車が韓国の港で分解された後で再輸出されるのは今回が初めてだ。完全な新車を分解して再び組み立てる理由は関税のためだ。マツダの輸出入を代行するソレスコリアのキム・ジョンユン代表は、「ロシアは完成車には30~40%の関税をかけているが、分解輸出すれば関税率はほぼ0%に落ちる」と説明した。ロシアはこの方式で自動車輸入を自由化したわけだ。また、設計図を見ながら部品を組み立てることで自動車技術の移転を受けられるという利点もある。再組み立て工場で雇用も創出される。
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